現在Kindleストアで開催中の「夏のKindle大セール」。早川書房の電子書籍約1500点が50%OFF! 7/13(水)いっぱいまでですので、ぜひこの機会にKindleストアにアクセスしてみてください。
とはいえ、1500点もあるとお目当の作品にたどり着くのも大変。というわけで、こちらの記事ではオススメSF作品をお届けします。
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まずは、海外SF界の話題を現在席巻しているアンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。人類滅亡の危機に立ち向かう男が描かれる極限のエンターテインメント、ぜひこの機会にひとりでも多くの人に読んでもらいたい作品です。
続いて紹介するのは、劉慈欣『三体』。いまだに売れ続けているビッグタイトルです。全3巻、5冊合わせると結構なボリュームですが、いざ読み始めると夢中になって次々とページを繰ってしまいます。一大センセーションを巻き起こした『三体』シリーズ、いまからでも読み始めるには遅くありません。セールの機会にぜひお読みください!
劉慈欣の著作は、《三体》シリーズのほかにも『円 劉慈欣短篇集』が配信されています。こちらも大変おもしろく、ぜひ読んでもらいたい作品集です。いきなり『三体』はハードルが高いと思うかたは、こちらの短篇集から読みはじめるのもいいのでは。
『三体』の公式外伝(スピンオフ)『三体X 観想之宙』(7月6日配信予定/セール対象外)を書いた宝樹は、一躍いまもっとも注目される中国SF作家のひとりとなりました。そんな彼の『時間の王』は新時代の超絶エンタテイメント短篇集。三体ありきの作家ではない、宝樹の実力を存分に味わうことができる傑作集となっており、ぜひ読んでみてもらいたい一冊です!
続いてはスタニスワフ・レム『ソラリス』です。わざわざオススメするまでもないかもしれませんが、あまりにもメジャーすぎて逆に手を出しづらいということ、ありませんか? この機会にぜひ!
最後にご紹介するのはフィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』です。映画『ブレードランナー』の原作としてもおなじみの本書ですが、小説にも大きな魅力があります。ぜひこの機会に手に取ってみてください!
改変歴史SFの傑作『高い城の男』や『流れよわが涙、と警官は言った』など他のディック作品とのまとめ買いもオススメです!
もちろんこの他にも名作が目白押しですので、まずはAmazonにアクセスして、興味のあるタイトルを検索してみてください。
今回のセールでひとりでも多くの読者の方があらたな名作と出会えますように!