ねじれた家

【終了しました】途切れぬ映像化。なぜこのミステリ作家は今も注目されつづけるのか――アガサ・クリスティー電子書籍半額セール!

アガサ・クリスティーの作品は、今なお世界各国で続々と映像化されています。
今月も14日に「予告殺人」のドラマが放送、19日からは「ねじれた家」の映画が公開されています。

『予告殺人』

『ねじれた家』

また、先日はAERA dot.の連載「鴻上尚史のほがらか人生相談」で『春にして君を離れ』が紹介され、ミステリではない同作に対しても大きな反響がありました(https://dot.asahi.com/dot/2019040500077.html?page=1)。

春にして君を離れ

クリスティーが活躍したのは1920年代~70年代。しかし、いまなお次から次に新たなかたちでとりあげられているのはなぜでしょうか。
ストーリーテラーとしての力やポアロ、マープルをはじめとした登場人物たちの魅力があるからだというのはもちろんですが、作品数の多さとそのヴァリエーションの多彩さも大きな理由だと思います。

でもそこが難しいところ。「『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』は読んでみたけれど次は何を読んだらいい?」「今自分が読みたいミステリに近い作品は?」……多彩な作品が100点以上あるだけに、案外特徴がわかりにくく、いつか読もうと思っていながら、後回しにしているかたも多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが霜月蒼さんの労作『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』です。クリスティー100作(+α)を網羅した傑作評論集にしてブックガイドで、これを読めば問題は解決です。

アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕
霜月 蒼

現在主要電子書籍書店では、クリスティー作品全点と関連書籍を対象にしたセールを実施中です。ご紹介した『完全攻略』はもちろん、ソフィー・ハナのポアロ・シリーズ続篇などを含めた全104点が5月2日(木)までの期間限定で半額となっています。

映像化に半額にガイドブック。しかもゴールデンウィーク前。何を申しあげたいのかといいますと……。
ぜひこの機会にクリスティー作品をお楽しみください!

【アガサ・クリスティー電子書籍セール参加作品全リスト】
*タイトル名、および書影はKindleの各タイトル販売ページにリンクしています。

スタイルズ荘の怪事件
ゴルフ場殺人事件
アクロイド殺し
ビッグ4
青列車の秘密
邪悪の家
エッジウェア卿の死
オリエント急行の殺人
三幕の殺人
雲をつかむ死
ABC殺人事件
メソポタミヤの殺人
ひらいたトランプ
もの言えぬ証人
ナイルに死す
死との約束
ポアロのクリスマス
杉の柩
愛国殺人
白昼の悪魔
五匹の子豚
ホロー荘の殺人
満潮に乗って
マギンティ夫人は死んだ
葬儀を終えて
ヒッコリー・ロードの殺人
死者のあやまち
鳩のなかの猫
複数の時計
第三の女
ハロウィーン・パーティ
象は忘れない
カーテン
ブラック・コーヒー〔小説版〕
牧師館の殺人
書斎の死体
動く指
予告殺人
魔術の殺人
ポケットにライ麦を
パディントン発4時50分
鏡は横にひび割れて
カリブ海の秘密
バートラム・ホテルにて
復讐の女神
スリーピング・マーダー
秘密機関
NかMか
親指のうずき
運命の裏木戸
ポアロ登場
おしどり探偵
謎のクィン氏
火曜クラブ
死の猟犬
リスタデール卿の謎
パーカー・パイン登場
死人の鏡
黄色いアイリス
ヘラクレスの冒険
愛の探偵たち
教会で死んだ男
クリスマス・プディングの冒険
マン島の黄金
ブラック・コーヒー
ねずみとり
検察側の証人
蜘蛛の巣
招かれざる客
海浜の午後
アクナーテン
茶色の服の男
チムニーズ館の秘密
七つの時計
愛の旋律
シタフォードの秘密
未完の肖像
なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
殺人は容易だ
そして誰もいなくなった
春にして君を離れ
ゼロ時間へ
死が最後にやってくる
忘られぬ死
さあ、あなたの暮らしぶりを話して
暗い抱擁
ねじれた家
バグダッドの秘密
娘は娘
死への旅
愛の重さ
無実はさいなむ
蒼ざめた馬
ベツレヘムの星
終りなき夜に生れつく
フランクフルトへの乗客
アガサ・クリスティー自伝 上
アガサ・クリスティー自伝 下
アガサ・クリスティー99の謎
アガサ・クリスティー百科事典
ポアロとグリーンショアの阿房宮
モノグラム殺人事件
閉じられた棺
アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕