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GW・ステイホーム中に読んでおきたいベスト5冊の内容を一挙紹介

今年もゴールデンウィークを迎えますが、東京や大阪をはじめ、ステイホームで我慢というかたも多いかもしれません。「いったいなにをして過ごそうかな……」と思案するあなたにおすすめしたい、早川書房でいまいちばん読んでほしい作品を絞りに絞って5点、ご紹介させていただきます。連休のお供にぜひ、本屋へGo!

『クララとお日さま』

クララとお日さま

カズオ・イシグロ 土屋政雄=訳 四六判上製

たちまち10万部突破! カズオ・イシグロの新たな傑作誕生
人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱な少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作。


『実力も運のうち 能力主義は正義か?』

実力も運のうち

マイケル・サンデル 鬼澤 忍=訳 四六判上製

100万部突破『これからの「正義」の話をしよう』著者最新作
出自に関係なく、人は自らの努力と才能で成功できる――能力主義(メリトクラシー)の夢は残酷な自己責任論と表裏一体であり、「勝者」と「敗者」の間に未曾有の分断をもたらしている。この難題に解決策はあるのか?


『夏への扉〔新版〕』

夏への扉

ロバート・A・ハインライン 福島正実=訳 ハヤカワ文庫SF

タイムトラベル小説の名作、山﨑賢人主演で2021年6月25日映画公開!
ぼくの飼い猫のピートは、冬になると「夏への扉」を探し始める。家にあるドアのどれか一つが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、冷凍睡眠で未来へと送りこまれてしまったぼくは……


『三体』

三体

劉慈欣 大森 望、光吉さくら、ワン・チャイ=訳 立原透耶=監修 四六判上製

2021年5月完結! 全世界シリーズ累計2900万部、現代中国最大のヒット小説第一部
尊敬する物理学者の父・哲泰を文化大革命で亡くし、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔。彼女が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波は惑星〈三体〉の異星人に届き、驚くべき結果をもたらす。


『ザリガニの鳴くところ』

ザリガニの鳴くところ

ディーリア・オーエンズ 友廣 純=訳 四六判並製

2021年本屋大賞 翻訳小説部門第1位! ランキング席巻の心震えるミステリ
ノースカロライナ州の湿地で青年の遺体が見つかる。村の人びとは「湿地の少女」カイアに疑いの目を向ける。幼いころ家族に見捨てられてから、人々にさげすまれながらたった一人湿地で生き抜いてきたカイアは果たして犯人なのか──