【募集を締め切りました】【ゲラ読み書店員さん募集中!】本をめぐる高校生たちの青春と秘密の物語 4月刊 青谷真未『読書嫌いのための図書室案内』
早川書房は2020年4月下旬に、青谷真未氏の『読書嫌いのための図書室案内』を文庫書き下ろしで刊行します。
『君の嘘と、やさしい死神』『鹿乃江さんの左手』など、主にポプラ文庫で心情を細やかに拾い上げる叙情の名手として作品を発表してきた青谷氏は、今回ハヤカワ文庫初登場です。
新作のゲラをお読みいただける書店員さんを大募集しています!
詳しくは本記事の下部まで!
※※※読者の方はこちらから!※※※
※下記、書店員さん向けの記事です※
■営業担当/編集担当より
「なんで本を読むの?」
たまにそう聞かれることがあります。理由なんてない、ただ好きだから、いろいろな答えが頭の中を駆けめぐるけれど、今まではうまく答えられずにいました。でも、今ではこう言えます。
「この本を読めばわかると思うよ」
本嫌いの主人公は図書新聞づくりを経て、本とどう関わっていくのか。それを追っていくうちに、いつしか読んでいる私たちまで本を好きになっている。私が主人公くらいの年齢の時に読んでいたら、もっと本を好きになっていただろうと思える瑞々しい青春小説です。(営業部N)
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第一稿を読んだ時、「本を読む」という行いに対し、これほどまでに背中を押してくれる作品を久々に読んだ!と強く思い、「今まで本を読んできてよかった」という思いでいっぱいになりました。
本嫌いの男子が本好き女子と出会い成長するボーイミーツガールとしても、人の心の秘密にそっと寄り添う青春小説としても、本にまつわる謎をめぐるビブリオものとしても、この物語を楽しんでいただける方は必ずや大勢いらっしゃると考えています。
一人でも多くの人にこの物語を届けたいと強く思い、書店員の皆様のお力をぜひお貸しいただきたくご連絡いたしました。ぜひ一緒にこの本を応援していただけないでしょうか?
お忙しいところ大変恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。(編集部O)
■『読書嫌いのための図書室案内』あらすじ
「私は、物語に何かを期待したいんだと思います」
高校2年生の荒坂浩二はある事件がきっかけで美術部を退部。本嫌いだが特に仕事もなく暇な図書委員会に籍を置いている。ところがやる気に満ちた新任司書から、クラスメイトの本の虫・藤生蛍とともに、十数年前に途絶えた図書新聞の再刊係を任されてしまう。「身近な人のおすすめ本」を紙面の目玉にしようと考えた二人は、クラスメイトや美術部の先輩、生物教師に読書感想文の執筆を依頼。しかし彼らは提出に際しなぜか不可解な条件を出してくる。その謎を解こうとする浩二と蛍だったが、それは先輩や教師の抱える秘密、そして18年前の学校で起きた自殺事件の謎へと繋がり……。本嫌い男子と本好き女子が紡ぐ青春と秘密の物語。
■著者紹介
青谷真未(あおや・まみ)
2012年、第2回ポプラ社小説新人賞〈特別賞〉を受賞した『鹿乃江さんの左手』でデビュー。著書に、ベストセラー『君の嘘と、やさしい死神』をはじめ、『ショパンの心臓』『アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う? 』『もうヒグラシの声は聞こえない』他多数。登場人物たちの心情を細やかに拾い上げて物語を紡ぎ、ますます活躍が期待される注目の俊英。
■書誌情報
青谷真未『読書嫌いのための図書室案内』
ハヤカワ文庫JA 本体予価700円+税
ページ数:300ページ前後(編集中)
■申し込み・お問い合わせ先
弊社営業担当者へご連絡いただくか、下記までご連絡をお願いいたします。
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早川書房お客様係
Eメール:customer@hayakawa-online.co.jp
電話:03-3252-3111 (受付時間 平日午前10時~午後5時 )
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その際、貴店名、ご担当者様氏名、番線を合わせてお知らせください。
(メールでご連絡いただく場合は、件名に「『読書嫌いのための図書室案内』ゲラ読みの件」とご入力ください)
すでにお読みいただいた書店員さんからも熱い感想が寄せられています!
どうぞよろしくお願いいたします。
(担当編集:小野寺真央)