櫛木理宇による傑作サスペンス、『死刑にいたる病』映画化決定
櫛木理宇による傑作サスペンス『死刑にいたる病』の映画化が決定しました。詳細は今後徐々に明らかにされていく予定です。まずは原作からお楽しみください!
『死刑にいたる病』櫛木理宇
【あらすじ】鬱屈した日々を送る大学生、筧井雅也に届いた一通の手紙。それは稀代の連続殺人鬼・榛村大和からのものだった。「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してくれないか?」パン屋の元店主にして自分のよき理解者だった大和に頼まれ、事件を再調査する雅也。その人生に潜む負の連鎖を知るうち、雅也はなぜか大和に魅せられていく。一つ一つの選択が明らかにする残酷な真実とは。
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『死んでもいい』櫛木理宇
「ぼくが殺しておけばよかった」中学三年の不良少年・樋田真俊(ひだまさとし)が何者かに刺殺された事件。彼にいじめを受けていた同級生・河石要(かわいしかなめ)は、重要参考人として呼ばれた取り調べでそう告白する。自分の手で復讐を果たしたかったのか、それとも……少年たちのいびつな関係を描いた表題作他、ストーカーの女と盗癖に悩む女の邂逅から起きた悲劇「その一言を」など書き下ろしを含む全六篇を収録。人間の暗部に戦慄する傑作ミステリ短篇集