カウントダウン企画!発売まであと1日!『転生令嬢と数奇な人生を6 恋歌の行方』(3/7発売)作者Q&A(by かみはら)
3/7の発売まで残すところあと1日!
かみはらさんによる読み始めたら〈沼〉まっしぐらの異世界恋愛ファンタジー『転生令嬢と数奇な人生を6 恋歌の行方』の発売までのカウントダウン、ラストとなる本日は、著者のかみはらさんが昨年10月にSNSにアップされた、WEB連載版『転生令嬢と数奇な人生を』に関する読者の方からのご質問とその回答をご紹介します(2次創作についてのものは割愛しています)。
当時はまだネタバレできずにお答えされていたところには、担当から補足を入れています。
書籍勢のみなさまにはネタバレになってしまうところもありますので、閲覧ご注意ください。でも、よろしかったら、書籍で読まれたあとに、またご覧ください! 二度美味しくなるはずです。
Q1.タイトルを略称で呼びたいのですが、かみはらさんや早川書房さんが使っている略称があれはお教え願いたいです。
A.担当さんと略称……特に、使ってないような……。
実は個人的には長いのでまとめようと思った時期もありまして『数奇な』で使っていたこともあります。
なので『数奇な』か、他にうまい略称があればそちら使ってもらえたら幸いです。
関係ないですが、略称してもらえるって創作者としては嬉しい夢ですね。
※(担当補足)早川書房の社内では他に競合する作品がなかったので『転生』や『転生令嬢』と呼ばれていますが、一般的にはこれでは通じないですよね。なにかいい略称があれば…と思うまま、ここまできてしまいましたが、引き続き、うまい略称募集中です。『数奇』『転数』『転人』…
Q2.WEB連載351~352の夢の意味はありますか?(複数質問統合)
Q3.今後対ラトリアの話はあるでしょうか?
A.「狂王の終焉」はラスト三話を書き始める一日前まで決めていた終わり方です。
エピローグではステージを移し、何百年後に荒廃した帝都の歴史を探る人々や、なぜか異様に昔の知識や時勢に詳しい、歴史に埋もれた『狂王の皇妃』について調べようとする、居丈高でとんでもない魔法のオ能がある女の子が登場して終わる予定でした。
これにおいて必要ないため書くのを避けたのはエミールの所在。
彼にはライナルトに反論する理由しかありませんでした。真っ先に諌めようとした結果、投獄の果てに…となります。
ですが、カレンがこれまで歩んだ道を踏まえれば、これは違うかなと変えました。
なのであれは夢です。または「数ある内のあるかもしれない未来」です。
カレンがそれに抗うのなら、新しい道が開けるのではないでしょうか。
その中では新しく登場するラトリア勢、別大陸クレナイの勢力ともひとつふたつやり合いますし、大陸から去ったはずの精霊も深く関わってくるかもしれません。
皇妃となったカレンの数奇な人生は終わりません。
※(担当補足)WEB連載中の続篇「元転生令嬢と数奇な人生を」にもご注目ですね!
Q4.リューベック氏の好意はカレンのその後の人生や精神にどんな影響を与えたのか。
A.人生はわかりませんがトラウマを与えたのは確実です。
※(担当補足)WEB連載中の続篇「元転生令嬢と数奇な人生を」でもその一端が!
Q5.カレンの体が弱いのは魔力保持量が少ないからだと思うのですが、何らかの理由で魔力をエルの方にほとんど持ってかれたとかでしょうか?
A.魔力量なんかは普通に生きる分には問題ありません。魔法使いとしては致命的です。
またカレンとエルは別個体であり、宿った時期も違うので関連もないです。カレンの身体が弱いのは魔力とか関係なしの生まれつきとなります。
Q6.お気に入りのキャラはいますか?(複数質問統合)
A.全員好きなのでこれといっては……ではありきたりなので、書くのが楽だったのはカールです。
Q7.ヴィルヘルミナ皇女の陣営を最終的に壊滅させのはカレンかと思いますが、皇女からカレンヘの思いはどのように変化したのでしょうか。
A.質問では書かない方が面白そうなので秘密。明かすにしてもまだ早い気がします。
Q8.皇帝の義息子となったヴェンデルが今後帝国内でどういった位置付けになるのかとても気になるので、後日談などで教えていただけると嬉しいです!
A.さあ想像の翼をはためかせて創作するときです。
というのもありますが、今後もし続きを書くとしたら断言しない方が良さそうです。黙っておきます。
※(担当補足)続篇の続篇になるのでしょうか。楽しみです。
Q9.ライナルト、モーリッツ、ニーカの年の差が知りたいです。モーリッツが少し年上?
A.必要ない部分なので考えてません。
あって1~2歳差です。
Q10.カレンの前世の出来事で、本篇と関わりの深いエピソードを教えてください。キヨの助命の際に脳裏を過ぎった影とか。
A.カレンの「いまの世界を生きる」が題でもあるので、前世を出す予定はありません。
ただ彼女の性格は本篇を進めるにつれて前身となったものが出ていたと思います。
好きに考えてください。
Q11.システィーナがシスと共に箱に入っていたなら、帝国建国時の出来事はどうなっているのでしょう?
A.今後のお知らせをお待ちください(*´﹀`*)
※(担当補足)『転生令嬢と数奇な人生を5 皇位簒奪』の本篇書き下ろし短篇「いつか誰かが貴方を救うまで」にその答えが。
Q12.米に目のない皇妃は手ずから稲の栽培しちゃったりするんでしょうか。
A.気候と土壌が違うので難航するでしょうし、手ずからはたぶん周りとライナルトが許さないです。
Q13.私も文章を書くのですが伏線織り交ぜたお話がなかなかかけず…差し支えなかったらプロット作成のコツなどを教えていただけると嬉しいです!
A.これは創作者によるのでしょうが、私の場合は「プロットを立てたら満足して終わる」「良い方を思いついたら採用するので変わる」ためほぼ作りません。
ただ絶対やりたいイベント(例:コンラート崩壊)は頭にあるので、それを盛り立てるため要素を盛り込みます。
後に順を追って説明しますが、明かすのを忘れないようにそこだけは箇条書きとして残してました。これがプロットに該当するならプロットかも。
Q14.執筆めちゃ早いと思うのですが、一日の執筆時間はどれくらいですか? あと猫チャン可愛いですね。
A.投稿に限定しますと、流石に山場や最終話前は三日くらい前からちまちま書き始めましたが、8割方前日の4~6時間、早いときは2、3時間です。
あとは投稿前に確認して投稿です。
猫かわいいですありがとうこざいます。
Q&Aは、ここまでです!
かみはらさん、ご協力ありがとうございました!!
これまでのカウントダウンはこちらです。
カウントダウン企画!発売まであと4日!『転生令嬢と数奇な人生を6 恋歌の行方』(3/7発売)イラスト・ギャラリー①(by しろ46さん)
カウントダウン企画!発売まであと3日!『転生令嬢と数奇な人生を6 恋歌の行方』(3/7発売)イラスト・ギャラリー②(by しろ46さん)
カウントダウン企画!発売まであと2日!『転生令嬢と数奇な人生を6 恋歌の行方』(3/7発売)イラスト・ギャラリー③(by しろ46さん)
■書誌情報
『転生令嬢と数奇な人生を6 恋歌の行方』
かみはら(著) しろ46(イラスト)
四六版並製/本体予価:2090円/刊行予定:2023年3月7日
〈著者紹介〉
かみはら
作家。鹿児島県在住。
創作活動を経て、WEBに発表した本作の連載版『転生令嬢と数奇な人生を』が第1回キネティックノベル大賞2次選考を通過、第8回勝手にロマンス大賞ネット部門第2位に輝く。2021年に『転生令嬢と数奇な人生を1 辺境の花嫁』でデビュー。シリーズは、ライトノベル人気投票『好きラノ』2022年上半期第7位、同じく2022年下半期第5位に、『このライトノベルがすごい! 2023』単行本・ノベルズ部門第10位、女性部門第5位に、《ダ・ヴィンチ》2023年1月号「BOOK OF THE YEAR 2022」では小説部門第18位にランクインしている。
〈イラストレーター紹介〉
しろ46
イラストレーター。
連載版『転生令嬢と数奇な人生を』でもイラストを担当。
ごろごろしながら本を読むのとふかふかのぬいぐるみが好き。かみはら先生の世界に彩を添えられるように頑張ります。
また、本noteにて、特典情報はじめ〈転生令嬢と数奇な人生を〉情報を少しずつ更新してまいります。
3月7日の最終巻発売をお楽しみに!
新規お知らせもありますよ!!