『嘘つき村長はわれらの味方』(クリスティーヌ・サイモン/金井真弓訳)12月21日水曜日発売のお知らせ
早川書房では、12月21日にイタリア系アメリカ人クリスティーヌ・サイモンのデビュー作『噓つき村長はわれらの味方』(原題 The Patron Saint of Second Chances)を刊行します。へっぽこ村長なのに、なんだか憎めない、読んでいてくすっと笑える……。暗い話題ばかりの今の時代、肩の力を抜いて気楽に読める、ちょっとした笑いの絶えない楽しい小説です。年末年始のお休みのお供に是非どうぞ!
著者紹介
クリスティーヌ・サイモンはとても人数が多くてとてもやかましい
イタリア系の家庭で育った。数えきれないほどのきょうだいやいとこたちの間で大きな節目として考えられていたのは、おばあちゃんの4フィート10インチ(145センチメートルくらい)という堂々たる身長を超えることだった。クリスティーヌはやっぱりとんでもなくやかましい夫と四人の子どもたちと暮らしている。クリスティーヌにとって人生の最高の業績は編み物パターンを読む方法を学んだことと、その他の点ではお行儀の悪い飼い犬のミニチュア・シュナウザーに、外に出たいときはベルを鳴らすように教え込んだことだ。