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ヴァージニア・ウルフの傑作『波』、45年ぶりの新訳(森山恵訳)、6月刊行

2021年6月16日に、ヴァージニア・ウルフ『波〔新訳版〕』(原題The Waves)を早川書房から刊行します。
翻訳は、『源氏物語 A・ウェイリー版』(ドナルド・キーン特別賞受賞)の訳者の一人である森山恵氏です。

◉概要

1931年の『波』刊行から90年。45年ぶり、待望の新訳!
20世紀初頭のモダニズム文学の極北として、高い人気と評価を誇る本作は、『ダロウェイ夫人』『灯台へ』の後に、ヴァージニア・ウルフが心魂を傾けて挑んだ、隠れた傑作。

夜明けの光とともにはるかな海に波が生まれ、世界が煌めきだす。男女6人の子どもたちの独白から、物語は紡ぎ出される。その黙示的な言葉はプレイポエム=劇詩の序章。昇りゆき空を渡る太陽の光とともに、意識と無意識のあわいを行き来しつつ、子どもたちは成長していく。繊細な感覚と記憶が、波の響きと重なり合い……。詩的で美しい訳文が、ウルフ文学の神髄を描出する。45年ぶり、待望の新訳!

◉著者紹介

ヴァージニア・ウルフ(1882−1941)
イギリス・ロンドン生まれ。20世紀モダニズム文学を代表する作家。「意識の流れ」などの革新的な手法で、人間の内面を鋭く描き出した。第2次世界大戦下の1941年、川に入水して自死。代表作に『ダロウェイ夫人』『灯台へ』『オーランドー』など。また『自分ひとりの部屋』『女性にとっての職業』といったエッセイ・評論でフェミニズムの先駆者としての評価も高い。

◉訳者略歴

森山恵(もりやま・めぐみ)
詩人。聖心女子大学卒業、同大学院英文学修了。詩集に『夢の手ざわり』『エフェメール』(ふらんす堂)『みどりの領分』『岬ミサ曲』(思潮社)。訳書に『源氏物語 A・ウェイリー版[全4巻]』(左右社)紫式部、英訳:アーサー・ウェイリー、日本語訳:毬矢まりえ+森山恵。NHK World TV Haiku Masters 選者。


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『波〔新訳版〕』は、6月16日に刊行します。

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