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大反響につぐ大反響! 「作中作」ミステリ『第八の探偵』読者モニター感想公開第二弾! 「クリスティのオマージュともいえる作品にはニヤリとさせられた」「作者の手腕に唸らされました」「これ以上ないほどのサスペンス」

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先週の刊行以来、大きな反響をいただいておりますアレックス・パヴェージ『第八の探偵』(鈴木恵訳)今回も刊行前に募集していた読者モニタの方々から本作へ寄せられたコメントの一部をご紹介いたします。

〔作中作ミステリ、しかも7作もあるということで気になって読者モニターに応募した。7作の作中作が含まれたミステリーという部分で興味を惹かれる人は期待の通り楽しんで読めるのではないかと思う。作中作の7作が大変面白くて、満足度が高い。クリスティのオマージュともいえる作品にはニヤリとさせられた〕〔ページを捲らせる力のある作品だった〕(20代の読者の方より)

〔数学とミステリをかけ合わせた斬新な設定、作者が数学の博士号を所持されているということで納得しました〕〔短編集を読んでいるような、それでいてしっかり長編小説として構成されている作者の手腕に唸らされました〕(20代の読者の方より)

〔数学の博士号を持つ著者が書いたミステリということで、どんなものかと思いながら読みはじめました。と思ったら、いきなり作中作。しかも、被害者以外にふたりしか登場人物がいない! あまりにシンプルで、でもたしかに「殺人ミステリ」である物語に、一気に好奇心をかき立てられました〕(20代の読者の方より) 

〔『探偵小説の順列』というミステリーのお約束に縛られている「探偵」「被害者」「加害者」などの役割を意識して、その中で零れているものを理論として説明していく作家に、現代での「ノックスの十戒」を考えようとしているようにも思えて意欲的な作品でした〕〔本を作る側の人間たちの心に秘められたものを謎として描きだした作品として、『第八の探偵』は「作品を読むとは何か」という本を愛する者にとっては避けられない大きな謎について探究しようとした作品だったのではないかと思いました〕(20代の読者の方より)

〔実にわかりやすくスマートなミステリの順列理論。その理論を用いて書かれた作中作に二重三重と罠を仕掛け、本を書く者と本を読む者とのあいだにこれ以上ないほどのサスペンスを産み出している。そして7つの作中作が提出された最終盤、姿を現した8番目の謎解きによって見えていた世界は反転する。 従来の殺人ミステリはやっぱりもう時代遅れなんだと、登場人物は嘆く。だがはそれが間違いであることを読者は知っている。この作品がそれを証明しているからだ〕(30代の読者の方より)

〔とてもお得な推理小説です〕〔私は通常、1度しかミステリーものは読みませんが、この作品は3回と読書最中、前と後ろを行ったり来たり。お陰様で他の本を読みかかれず嬉しい読書時間を過ごせました〕(50代の読者の方より)


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【書誌情報】
■タイトル:『第八の探偵』
■著訳者:アレックス・パヴェージ著/鈴木恵訳 
■定価:1,254円(税込) ■ISBN: 9784151845017
■レーベル:ハヤカワ・ミステリ文庫
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