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閉鎖的な地方都市で暮らす姉妹の失踪。この事件が、ばらばらに生きてきた女たちを引き合わせる――長篇小説『消失の惑星【ほし】』ジュリア・フィリップス

早川書房では、2月18日にアメリカの作家ジュリア・フィリップスの長篇小説『消失の惑星【ほし】』(原題 Disappearing Earth)を刊行します。

本作は、デビュー作ながら、全米図書賞・全米批評家賞の最終候補になり、ニューヨーク・タイムズをはじめ、25の媒体の年間ベストブックに選出。全米10万部突破、24言語で翻訳が決まっているベストセラーです。

◉あらすじ

8月のある午後、ロシアの東のはずれにあるカムチャツカ半島の街で、幼い姉妹が行方不明になった。警察の捜査にもかかわらず、事故か誘拐かもわからぬまま時ばかりが過ぎる。

失踪事件は、半島中の女性たちに影を落としてゆく。姉妹の母親、2人を最後に目撃した研究者、心配性の恋人に監視される大学生、自身も失踪した
娘をもつ先住民の母親……ばらばらに生きてきた彼女たちの言葉がつながるとき、事件はふたたび動き出す。

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舞台となるペトロパブロフスク・カムチャツキーの街。

◉著者 ジュリア・フィリップス

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(C)Nina Subin

1989年生まれ、ブルックリン在住。名門女子大学バーナード・カレッジを卒業後、モスクワに留学し、ボランティアとして犯罪被害者治療センターで働く。フルブライト奨学金を得て、2年にわたりカムチャツカ半島をリサーチ。その調査をもとに記したのが2019年5月に刊行した本書。

◉編集者のコメント

「遠く離れた見知らぬ街、聞き慣れない名前の人びと。でも、女性たちが感じるこの痛みは、あまりにも身近。だから、目をそむけることができない」(担当編集者。担当作に『三つ編み』『モスクワの伯爵』など)
※読者や書店員さんのコメントが追加される予定です!

◉書誌情報

書名:『消失の惑星【ほし】』
著者:ジュリア・フィリップス  訳者:井上 里
2021年2月18日発売/四六判並製400頁/ISBN:978-4-15-210003-0

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