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ロシア極東の街で姉妹が失踪。この事件が、ばらばらに生きてきた女たちを結びつけた――長篇小説『消失の惑星【ほし】』ジュリア・フィリップス

早川書房では、2021年2月17日にアメリカの作家ジュリア・フィリップスの長篇小説『消失の惑星【ほし】』(原題 Disappearing Earth)を刊行します。

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本作は、デビュー作ながら、全米図書賞・全米批評家賞の最終候補になり、《ニューヨーク・タイムズ》をはじめ、25の媒体の年間ベストブックに選出。全米15万部突破、23言語で翻訳が決まっているベストセラーです。

◉書評・メディア露出

WEB本の雑誌(2021年3月31日)書評(松井ゆかり氏・書評ライター)
日本経済新聞(2021年3月20日)書評(蜂飼耳氏・詩人)
共同通信(2021年3月)書評(江南亜美子氏・書評家)
QJWeb(2021年3月6日)書評(豊崎由美氏・書評家)

◉あらすじ

遠い街、見知らぬ人が受けた傷。
その痛みは、あまりにも身近――

8月のある午後、ロシア東部のカムチャツカ半島の街で、幼い姉妹が行方不明になった。警察の捜査は難航し、事故か誘拐かもわからぬまま時ばかりが過ぎる。

失踪事件は、半島中の女性たちに影を落としてゆく。姉妹の母親、2人を最後に目撃した研究者、心配性の恋人に監視される大学生、自身も失踪した娘をもつ先住民族の母親……ばらばらに生きてきた12人の女性の言葉がつながるとき、事件はふたたび動き出す。

カムチャツカの美しい情景、そこに生きる女性たちの痛みと希望を克明に描き、世界から注目される米国作家による文芸作品。

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舞台となるペトロパヴロフスク・カムチャツキーの街。

◉著者 ジュリア・フィリップス

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(C)Nina Subin

1989年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。高校生の頃からロシアに興味をもち、名門バーナードカレッジでロシア文学を学び、学部在学中に4カ月間モスクワへ留学。2011年、創作のためにフルブライト・プログラムの研究奨学金を得て、2年間、カムチャツカ半島で本書のリサーチと執筆を行う。また、ニューヨークにある非営利団体の犯罪被害者支援センターで長く働いていた。最初のリサーチから約10年をかけて書き上げ、2019年、本書を発表。デビュー作にして、全米図書賞小説部門のファイナリストに選ばれるほか、《ニューヨーク・タイムズ》をはじめとする25の媒体・施設の年間ベストブックに選出される。本書は23の言語で翻訳が決まっており、ロシアを含む世界各国で高く評価されている。

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◉書誌情報

書名:『消失の惑星【ほし】』
著者:ジュリア・フィリップス  訳者:井上 里
2021年2月18日発売/四六判並製400頁/ISBN:978-4-15-210003-0


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