【作家・青崎有吾氏推薦!】エラリイ・クイーン『靴に棲む老婆〔新訳版〕』12月21日発売!
◎本格の巨匠エラリイ・クイーンの円熟期の傑作がついに新訳版で登場!
大変お待たせいたしました。本日12月21日、早川書房ではミステリ界の巨匠エラリイ・クイーンの『靴に棲む老婆〔新訳版〕』(訳=越前敏弥)をハヤカワ・ミステリ文庫より刊行いたしました。
製靴業で成功し、NYの靴の屋敷を構えるポッツ家の女主人コーネリアには子供が6人いる。先夫の子3人は変人ぞろい、現夫の子3人はまともだがコーネリアによって虐げられていた。ある日、名誉毀損されたと長男が異父弟に決闘を申し込んだ。介添人を頼まれたエラリイは悲劇を回避するため一計を案じる。だがそれは、狂気と正気が交錯する恐るべき連続童謡殺人の端緒に過ぎなかった。本格ミステリの巨匠、中期の代表作が新訳で登場。
◎作家・青崎有吾氏の推薦コメント紹介!
この度の刊行に際して、青崎有吾先生から本作に推薦コメントをお寄せいただきました!
【書誌情報】
■タイトル:『靴に棲む老婆〔新訳版〕』
■著訳者:エラリイ・クイーン/越前敏弥訳
■本体価格:1500 円(税抜)■発売日:2022年12月21日 ■ISBN:9784150701567
■レーベル:ハヤカワ・ミステリ文庫
※書影等はAmazonにリンクしています。
◎エラリイ・クイーンの中後期の名作が新訳で読める!
本格ミステリの巨匠エラリイ・クイーン。そのキャリア中後期の円熟期における傑作5点が、ハヤカワ文庫より新訳版で大好評発売中です!
『災厄の町〔新訳版〕』
『フォックス家の殺人〔新訳版〕』
『十日間の不思議〔新訳版〕』
『九尾の猫〔新訳版〕』
『ダブル・ダブル〔新訳版〕』
『靴に棲む老婆〔新訳版〕』←new!!
◎クイーン既刊の有栖川有栖、綾辻行人、麻耶雄嵩、法月綸太郎、竹本健治各氏からの推薦コメント紹介!
小社noteで既報のとおり、『災厄の町〔新訳版〕』に有栖川有栖氏、『フォックス家の殺人〔新訳版〕』には綾辻行人氏、『十日間の不思議〔新訳版〕』には麻耶雄嵩氏、『九尾の猫〔新訳版〕』に法月綸太郎氏の、『ダブル・ダブル〔新訳版〕』に竹本健治氏の、それぞれ推薦コメントを掲載した帯を巻いています。
〇『災厄の町〔新訳版〕』
ようこそ、ライツヴィルへ ここは名探偵エラリイを翻弄する謎解き(ミステリ)の郷(さと)
——有栖川有栖
〇『フォックス家の殺人〔新訳版〕』
『災厄の町』から『九尾の猫』に至る中期クイーンの輝かしい軌跡を今、新訳版で辿ることのできる至福。まずはこれ、『フォックス家の殺人』だ!
――綾辻行人
〇『十日間の不思議〔新訳版〕』
『後期クイーン的問題』が炸裂した問題作にしてマイ・ベスト・ミステリ。私はコレで探偵観が変わりました!」
――麻耶雄嵩
〇『九尾の猫〔新訳版〕』
アウシュヴィッツ以後、本格推理を書くことは野蛮なのか? その問いに真正面から答えた不朽の名探偵小説。
——法月綸太郎
〇『ダブル・ダブル〔新訳版〕』
エラリイは再四、郷愁と蹉跌の町ライツヴィルへ――。
そこで起こっているのは
「何がどうなっているのか(ホワット・ダニット)」
としか言えない事件だった。
私見だが、クイーンのミステリへの苦闘が
最も強く滲み出た作品だと思う。
――竹本健治
◎いまこそ中後期エラリイ・クイーン!
今回新訳版が出そろった6作は、『災厄の町』→『靴に棲む老婆』→『フォックス家の殺人』→『十日間の不思議』→『九尾の猫』→『ダブル・ダブル』の順番で読むと、さらにお楽しみいただけます。新訳で生まれ変わったクイーン円熟期6部作、初読の方も再読の方も是非お手に取ってご覧ください!
それでは、次のクイーン円熟期新訳でまたお目にかかれますように。続報をお待ちください!