寄宿学校の生活にワクワク!『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』おすすめポイント紹介(ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)
6月16日(水)に『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』が刊行します。
今回は、そのオススメポイントを紹介します。
ヘレン・リプスコム 著/神戸万知 訳/高橋由季 絵
1.ハイテンションなストーリーと設定がおもしろい
主人公・ミリーが転入した〈スワンハウス・バレエ学校〉の裏の顔は、スパイ養成所。
バレエダンサー兼スパイを目指す子どもたちが集まっています。
卒業生の中には、イギリス政府のお抱えスパイになる人もいるとか……。
入学初日に羽より軽くて透明なスパイ用スマホ〈スワンフォン〉をもらったり、侵入者を真っ二つにするレーザー装置がある校内で「回避と追跡」の訓練をしたり、とんでもないスパイグッズや授業にドキドキです。
2.寄宿学校のようすにワクワク!
バレエダンサー兼スパイ養成学校の〈スワンハウス・バレエ学校〉は、ロンドンのまんなかに立つ全寮制寄宿学校。
「ハリーポッター」シリーズのホグワーツ魔法学校や、「おちゃめなふたご」シリーズのセントクレア学院のように、生徒は寮で生活しています。
スワンハウス・バレエ学校の周辺地図
友だちと夜中にこっそり誕生日パーティーをしたり、スパイグッズを使って学校から抜け出したり……たのしい寮生活にワクワクします。
3.バレエシーンが本格的
バレエのレッスンシーンはとっても本格的!
ジュテ、ピルエット、バロン、シェネ…いろいろな技が登場します。
バレエ用語には説明がついているので、バレエを習っていない人も楽しめます。
作者のヘレン・リプスコムさんは、ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(イギリス王立バレエ機関)から、『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』に関するインタビューを受けています。
訳者の神戸万知さんも、バレエが大好き!〈ヴァンピリーナはバレリーナ〉シリーズや『バレエものがたり』など、バレエの本をたくさん翻訳しています。神戸さん自身もバレエをおどるそうです。
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