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「自由」をめぐる必読ノンフィクション、『自由の命運』『不道徳な経済学』同時刊行!

1月23日(木)、ダロン・アセモグル&ジェイムズ・A・ロビンソン/櫻井祐子訳『自由の命運』、ウォルター・ブロック/橘玲訳『不道徳な経済学』が同時発売!

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自由の命運を握る「狭い回廊」とは?
世界的ベストセラー『国家はなぜ衰退するのか』著者の最新作

自由の命運_上

ポピュリズムの伸張や専制国家の台頭により、世界各地で脅かされている「自由」。この権利を勝ち取り、経済的な繁栄を成し遂げた国々が、人類史上まれなのはなぜか?

繁栄の前提条件となる個人の自由と安全は、強力な国家=「リヴァイアサン」なしにはあり得ない。しかし国家が強くなりすぎれば「専横のリヴァイアサン」(独裁国家)が生まれ、逆に弱すぎれば「不在のリヴァイアサン」(無政府状態)に堕してしまう。専横と不在のふたつのリヴァイアサンに挟まれた「狭い回廊」に入り、国家と社会のせめぎ合いをへて「足枷のリヴァイアサン」を生み出した国だけが、自由と繁栄を維持できるのだ。では、その道筋とは?
 
内戦下のシリアから、古代ギリシア、建国期のアメリカ合衆国、現代中国まで、古今東西の豊富な歴史研究をもとに、ますます貴重になりつつある自由を保ち、「狭い回廊」内に留まる方策を論じる。世界的ベストセラーとなった前著『国家はなぜ衰退するのか』をしのぐ傑作。

解説:稲葉振一郎

「好奇心を満たすだけでなく、刺激に富む一級の本」
――ジャレド・ダイアモンド(『銃・病原菌・鉄』でピュリッツァー賞受賞)
「人類史をたどる時空を超えた魅惑的な旅に私たちを誘う。自由に不可欠な構成要素をさがす旅へと。……今日これほど重要な本はない」
――ジョージ・アカロフ(2001年度ノーベル経済学賞受賞)

自由の命運(上・下)――国家、社会、そして狭い回廊
ダロン・アセモグル&ジェイムズ・A・ロビンソン
櫻井祐子訳
四六判上製単行本、本体各2600円+税

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『言ってはいけない』『上級国民/下級国民』の橘玲が「超訳」で贈る、
ポリコレ時代の劇薬! ! !

不道徳な経済学

転売屋、ヤクの売人、売春婦、満員の映画館で「火事だ! 」と叫ぶ奴……
「不道徳」な人々を憎悪し、「正義」の名の下に袋叩きにする現代社会。
おかしくないか?
彼らこそ、そうした偏見や法の抑圧に負けず私たちに利益をもたらしてくれる「ヒーロー」なのだから!
自由という究極の権利を超絶ロジックで擁護、不愉快だけれど知らないと損する「市場経済のルール」を突きつけた全米ベストセラーを、人気作家・橘玲が超訳。

橘玲による2万字序説「これからのリバタリアニズム」収録

「あなたはもしかしたら、本書を劇薬だと嫌うかもしれない。だが残念なことに、この劇薬はじつによく効くのだ」
――フリードリッヒ・フォン・ハイエク(1974年度ノーベル経済学賞受賞)
「鮮やかなる啓蒙!」
――ロバート・ノージック(『アナーキー・国家・ユートピア』)

不道徳な経済学――転売屋は社会に役立つ
ウォルター・ブロック
橘玲訳
ハヤカワ・ノンフィクション文庫、本体960円+税

◇橘玲氏による「訳者まえがき」はこちら

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同じ「自由」というテーマを扱いながら、主張もアプローチも対照的な両作品。ぜひ、比べながらお読みください。