【ハヤカワ文庫のミステリフェア開催中】これがシリーズ最高傑作〈ショーン・ダフィ〉シリーズ
〈ショーン・ダフィ〉シリーズは、紛争(トラブルズ)と呼ばれる英国からの分離独立を求めるカソリック系と、英国への帰属を求めるプロテスタント系との対立が激化する北アイルランドを舞台にした警察小説シリーズです。本作の主人公ショーン・ダフィは王立アルスター警察隊所属の警察官で、プロテスタント系を守らなければならない立場でありながらも彼自身はカソリック系。そんなひねくれもののショーンが、テロの恐怖にさらされながらも、北アイルランドに起こる事件を解決していく作品です。
紛争が日常と化していた80年代の北アイルランドで奇怪な事件が発生。死体の右手は切断され、体内からはなぜかオペラの楽譜が発見された。刑事ショーンはテロ組織の粛清に偽装した殺人ではないかと疑う。そんな彼のもとに届いた謎の手紙。それは犯人からの挑戦状だった! 刑事〈ショーン・ダフィ〉シリーズ第一弾
フォークランド紛争の余波で治安悪化が懸念される北アイルランドで、切断された死体が発見される。胴体が詰められたスーツケースの出処を探ると、持ち主の軍人も何者かに殺されていた。ふたつの事件の繋がりを追って混沌の渦へと足を踏み入れたショーン警部補に、謎の組織が接触を……大好評のシリーズ第二弾!
ショーンへの【保安部/MI5】からの依頼は、IRAの大物テロリストのダーモットの捜索だった。ショーンは任務の途中で、ダーモットの親族に取引を迫られる。四年前の娘の死の謎を解けば、彼の居場所を教えるというのだ。だがその現場は完全な“密室"だった……大好評のシリーズ第三弾は、本格ミステリ! 解説/島田荘司
『ガン・ストリート・ガール』★フェア参加作品
富豪の夫妻が射殺された。当初は単純な事件かと思われたが、容疑者と目されていた息子が崖下で死体となって発見される。現場には遺書も残されていたが、彼の過去に不審な点を感じたショーンは、部下と真相を追う。だが、事件の関係者がまたも自殺と思しき死を遂げ……刑事〈ショーン・ダフィ〉シリーズ第四弾。
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さらに!
大好評シリーズ最新作『レイン・ドッグズ』が
2021年12月発売決定!
キャリック・ファーガスにある古城で女性の死体が発見される。捜査に当たることになるショーンだったが、事件が起こった古城は事件の起こった時間は完全に施錠されていた密室状態だった! 刑事人生二度目の密室殺人事件に挑むことになるショーン。さらにショーンの上官も殺害され……。ショーン自身の人生にも大きな転機が訪れるエドガー賞受賞のシリーズ最新作!