いま最も注目される作家、斜線堂有紀の初SF作品集『回樹』3/23発売!
2022年に日本で最も多くのSF短篇を発表した作家、斜線堂有紀さんによる初のSF作品集『回樹』が3月23日に発売となります。真実の愛を証明できる存在「回樹」をめぐる、ありふれた愛の顛末を描く表題作ほか、誰も思いつけないアイデアと、誰でも思い当たる感情の全6篇を収録。人気漫画家の宇佐崎しろさんによる美麗なカバーイラストにもご注目ください。
■内容紹介
真実の愛を証明できる「回樹」をめぐる、ありふれた愛の顛末。
骨の表面に文字を刻む技術「骨刻」がもたらした、特別な想い。
すべての映画には魂があった。「BTTF葬送」への抵抗の物語。
人間の死体が腐らない世界で、あるテロリストが達成した「不滅」。
奴隷制度下のニューヨーク、白人と黒人と宇宙人の融和は「奈辺」?
回樹に愛を託した人々は、年に一度の「回祭」を催していた――。
誰も思いつけないアイデアと、誰でも思いあたる感情の全6篇。
■著者情報
斜線堂有紀(しゃせんどう・ゆうき)
上智大学卒。2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回
電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。2020年発表の本格ミステリ『楽園とは探偵の不在なり』(ハヤカワ文庫JA)で、『ミステリが読みたい!2021年版』国内篇第2位など各ミステリランキングに続々ランクイン。現在最も注目される作家となっている。主な作品に『コールミー・バイ・ノーネーム』『恋に至る病』『愛じゃないならこれは何』『廃遊園地の殺人』ほか多数。
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