これは無料ですが、違法ではありません。『誰が音楽をタダにした?』無料拡大お試し版電子書籍を配信中!
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音楽産業の衰退について書かれた本なんて、いまさら読みたくない——。
みなさんはそう思われるかもしれません。
CDが売れなくなった、デジタルへと移行しているけどそんなに儲かっていない、むしろ最近はライブが主な収入源だ。「そんな話、もう知ってるよ」と思われるでしょう。
デジタル音楽への移行をうながしたきっかけの一つが、違法の「海賊版」だったということもご存知かもしれません。1990年代、世界中のありとあらゆる音楽がインターネットにアップロードされ、誰でも無料で好きなだけ自分のコンピュータに保存することができるようになってしまいました。これは音楽レーベルにとって大きな痛手となったのです。
ただ、違法アップロードされていたその人気コンテンツの大半を、たった一人の男がリークしていたという話はご存知ないのでは? しかも、彼はCD工場で働く労働者で、驚くほど原始的な方法で製造ラインから発売前のCDをせっせと盗み出していたということは?
本書『誰が音楽をタダにした?』は、音楽産業を解体した男たちをめぐる、手に汗握る物語です。
主人公は3人。先述の工場労働者のほか、mp3を開発して、音楽データをありえないほど小さいサイズに圧縮することに成功したドイツ人技術者、それから音楽界最強の大手レーベル幹部。
なぜ彼らは、音楽業界を二度と元の姿に戻れなくしてしまったのか? 彼らが本当にやりたかったこととは?
とにかく、本書をみなさんに読んでみてほしいという思いから、無料お試し版をご用意しました。イントロダクションから3章までをお読みいただけます。
これは無料ですが違法ではありませんので(!)、ぜひお試しください。
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スティーヴン・ウィット『誰が音楽をタダにした?——巨大産業をぶっ潰した男たち』文庫版(関美和訳、本体940円+税、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)は、早川書房より3月6日(火)に発売です。