「一緒に学ぼう! 初歩から始めるミステリ講座」フェア始まりました(後半)
(→前半からつづく)
【これまでのあらすじ】
今年も始まったハヤカワ文庫のミステリフェア。
ご協力いただいている書店さんで、早いところでは、フェア本とブックレットが並び初めています。
今年のテーマは、「一緒に学ぼう! 初歩から始めるミステリ講座」。
ミステリを偏愛し編集してきた先生と、昨年からミステリの編集を始めた生徒、ふたりの掛け合いで、ざっくり基本の4ジャンルとその歴史、そして教科書となるような必読の名作ををご紹介していきます。
詳細は、店頭のブックレットをご覧ください。
フェア参加作品は以下のとおりです。
◆まずはここから! 永遠の名作
クラシック・本格ミステリの教科書5冊
(前半収録)
◆誰に萌える? 個性派キャラ勢ぞろい
キャラ立ちミステリの教科書5冊
(前半収録)
さて、ここから本当に後半のフェア参加作品です。
◆脅威はすぐそばに……現代社会の問題を鋭くえぐる
社会派ミステリ・サスペンスの教科書5冊
『幻の女〔新訳版〕』
ウイリアム・アイリッシュ
黒原敏行訳
ISBN978-4-15-070554-1 本体価格980円
妻殺しのアリバイを証明する女はどこに消えたのか?
『制裁』
アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム
ヘレンハルメ美穂訳
ISBN978-4-15-182153-0 本体価格960円
脱走した凶悪犯を追え! 『熊と踊れ』著者の原点!
『ありふれた祈り』
ウィリアム・ケント・クルーガー
宇佐川晶子訳
ISBN978-4-15-182351-0 本体価格1060円
少年を襲った悲劇と平穏に見えた日常の真実!
『東の果て、夜へ』
ビル・ビバリー
熊谷千寿訳
ISBN978-4-15-182901-7 本体価格920円
少年たちによる殺人のための長い旅路の行方!
『ダラスの赤い髪』
キャスリーン・ケント
府川由美恵訳
ISBN978-4-15-183801-9 本体価格1120円
テキサス州ダラス市警麻薬捜査課のタフな赤毛の刑事ベティ!
◆英米だけじゃありません! 国ごとに違った味わい
非英語圏ミステリの教科書5冊
『マーチ博士の四人の息子』
ブリジット・オベール
堀 茂樹、藤本優子訳
ISBN978-4-15-170801-5 本体価格840円
フランスのあるお屋敷でメイドが見つけた殺人狂の日記を書いたのは?
『特捜部Q―檻の中の女―』
ユッシ・エーズラ・オールスン
吉田奈保子訳
ISBN978-4-15-179451-3 本体価格1000円
コペンハーゲン警察の未解決重大事件専門部署「特捜部Q」!
『黄昏に眠る秋』
ヨハン・テオリン
三角和代訳
ISBN978-4-15-179701-9 本体価格1000円
スウェーデンのエーランド島で元船長が孫の失踪事件を探る!
『パードレはそこにいる(上下)』
サンドローネ・ダツィエーリ
清水由貴子訳
(上)ISBN978-4-15-182201-8 本体価格920円
(下)ISBN978-4-15-182202-5 本体価格920円
強面美女警官と閉所恐怖症男性コンサルがローマの連続誘拐犯に挑む!
いかがでしたか? ぜひ書店店頭でブックレットとともに手に取って確かめてみてください。おはようからおやすみまで、素敵なミステリ読書のおともにしていただければ嬉しいです!