『コロナの時代の僕ら』著者パオロ・ジョルダーノによる最新長篇『天に焦がれて』11月17日発売決定!!
『コロナの時代の僕ら』著者による、イタリアで16万部突破の最新長篇『天に焦がれて』が11月17日水曜日に早川書房から発売されます。
著者パオロ・ジョルダーノについて
1982年、イタリア、トリノ生まれ。トリノ大学大学院博士課程修了。専攻は素粒子物理学。2008年デビュー長篇となる『素数たちの孤独』(ハヤカワepi文庫)は、イタリアで200万部超のセールスを記録。同国最高峰の文学賞であるストレーガ賞、カンピエッロ文学賞新人賞など、数々の文学賞を受賞した。他の著作に『兵士たちの肉体』(2012年、早川書房)、Il nero e l’argento(2014年)がある。2020年には、新型コロナウイルスの感染がイタリアで広がる中、いち早くコロナ禍に関するエッセイ集『コロナの時代の僕ら』(2020年、早川書房)を上梓し話題となった。『天に焦がれて』は、2018年にイタリアで発売後、累計16万部超のセールスを記録した。
©Daniel Mordzinski
あらすじ
毎年夏になると、祖母が暮らす南イタリアのスペツィアーレで過ごす14歳のテレーザ。ある日、祖母の家の近所に暮らす三人の少年と知り合い、テレーザは、そのうちの一人、ベルンに一目惚れする。夏休みのたびに彼らと遊び、17歳の夏、とうとうベルンと結ばれる。だが翌年の夏休み、テレーザは祖母から、ベルンが他の少女を妊娠させたと聞いて──。
『天に焦がれて』書誌情報
発売日:2021年11月17日
パオロ・ジョルダーノ/飯田亮介訳
四六版並製
本体価格:2,900円(税抜き)
ISBN:978-4-15-210061-0