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早川書房 夏のKindle大セール、ただいま絶賛開催中! オススメの「国内の名作・人気作」はこちら!

現在開催中の「早川書房 夏のKindle大セール」では早川書房の電子書籍約2700点が50%OFF! 期間は7/12(水)いっぱいまでのため、ぜひこの機会にKindleストアにアクセスしてみてください。
とはいえ、2700点もあるとお目当の作品にたどり着くのも大変。というわけで、こちらの記事ではオススメの「国内の名作・人気作」をお届けします。

夏のKindle大セール、ただいま絶賛開催中!


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まずは伊藤計劃『虐殺器官』からご紹介します。言わずと知れた戦争SF/言語SFの傑作であり、2017年に劇場アニメ化されました。
9・11以降に転機を迎えたテロとの戦いの中で、大規模虐殺が急激に増加する後進諸国。米軍大尉クラヴィス・シェパードは虐殺の陰に存在が噂される謎の男、ジョン・ポールを追う──
2015年に同じく劇場アニメ化された第二長篇『ハーモニー』とあわせて、ぜひ読んでおきたい一冊です。

続いては小川一水《天冥の標》です。
第40回日本SF大賞を受賞した2010年代の日本SFを代表する巨大シリーズで、壮大なスケールの時間・空間を舞台に紡がれる一大スペース・オペラです。全10巻・17冊すべてがセール対象となるほか、電子書籍オリジナルとして全巻をひとつにまとめた『《天冥の標》合本版』もセール対象となっています!

続いて、惜しまれつつお亡くなりになった原尞氏の『そして夜は甦る』をご紹介します。
本書は西新宿の高層ビル街のはずれに事務所を構える私立探偵・沢崎が活躍するシリーズの第1作。行方不明となったルポライターの調査が過去の東京都知事狙撃事件の全貌へとつながっていきます。
シリーズはその後『それまでの明日』まで、全5冊が発売。そのほか、短篇集1作、エッセイ集2作とあわせた原尞作品全8作が今回のセール対象となっています。セールをきっかけに、あらためてその偉大な足跡を振り返ってみるのはいかがでしょうか。

続いては櫛木理宇『死刑にいたる病』をご紹介します。
鬱屈した大学生活を送る雅也は、連続殺人犯の大和から面会を求められる。向かった先で伝えられた言葉は意外なものだった。いわく、立件されている9件のうち8件は自分がおこなったものだ。だが最後の1件は違う。冤罪だ、と。雅也は大和の求めに応じて事件の調査を始めるが……
2022年には白石和彌監督によって映画化された、「シリアルキラーもの」というだけにはとどまらない傑作ミステリです!

続いては高殿円の税務署エンターテインメント《トッカン》です!
税金滞納者から取り立てをおこなう徴収官。その中でも特に悪質な事案を担当するのが特別国税徴収官、略して「トッカン」だ。言いたいことを言えず、すぐに「ぐ」っと詰まってしまう鈴宮深樹、通称ぐー子は冷血無比な上司・鏡の補佐として今日も滞納者の取り立てに奔走中!
2012年に井上真央主演でドラマ化された人気シリーズ、原作もぜひ手に取ってみてください!

最後にご紹介するのは直木賞作家・小川哲の『嘘と正典』です。本作は第162回の直木賞候補作となりました。
マルクスとエンゲルスの出逢いを阻止することで共産主義の消滅を企むCIAを描いた歴史改変SFの表題作をはじめ、零落した稀代のマジシャンがタイムトラベルに挑む「魔術師」、名馬スペシャルウィークの血統に我が身を重ねる青年の感動譚「ひとすじの光」など、ヴァラエティに富んだ全6篇が収録されており、小川哲作品の入門としても最適な1冊です!

オススメの「国内の名作・人気作」をまとめてみましたが、いかがでしたか? 気になっていた本をまとめ買いするなら今回のセールは絶好のチャンス! まずはKindleストアにアクセスしていろいろと検索してみてください。きっと素敵なタイトルと出会えるはずです。

夏のKindle大セール、ただいま絶賛開催中!