これからの_正義_の話をしよう

【電子書籍セール】マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』他、哲学本11点が期間限定で半額に!

早川書房では電子書籍の「秋の哲学書フェア」をKindle、Kobo、hontoなど主要電子書店で開催中です。
対象電子書籍が11月14日(木)まで全品半額!
東洋哲学やストア哲学、マイケル・サンデルなど、どれも選りすぐりの哲学書です。
人生に迷ったとき、生きづらさを感じたとき……人生の様々なステージで役立つ人生訓が満載。
ここで、その一部をご紹介しましょう。

遭難した男たちが生き延びるため少年を殺して食べたとき、その行為は道徳的に許されるのか?
-殺人に正義はあるのか- 犠牲になる命を選べるか
-命に値段をつけられるのか- ある企業のあやまち
-お金で買えるもの 買えないもの- 母性 売り出し中
(マイケル・サンデル『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)』より)

-嘘をつかない教訓- 「嘘」と言い逃れ
-能力主義に正義はない?- 勝者に課せられるもの
-入学資格を議論する- 私がなぜ不合格?
(マイケル・サンデル『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)』より)

ハーバード白熱教室上


強くなるために弱くなる ――老子と〈道〉
 きみは森を歩いている。晴れあがった夏の午後だ。明るい日の光が緑あざやかな葉のあいだからもれてくる。遠くのほうに、ほかの木よりはるかに高いりっぱなオークの大木が生えている。
あまりに高いせいで、てっぺんがやっと見えるくらいだ。数メートル離れて、大木の陰に小さな若木が育っている。たぶんきみは、大木のほうが強く、硬く、威厳があり、若木はもろく、頼りないと思うだろう。
 しかし、そこに暴風がやってきて、森の地面には大きな枝が散乱する。オークの大木は激しい風と雨と雷にもちこたえられそうにない。結局、オークの大木は地面に倒れてしまい、若木はそのまま無傷で残る。
なぜだろう。若木は暴風のなかで風にしなり、たわんだが、柔らかくしなやかなために、暴風が去ったあともとどおりまっすぐになった。若木はまさしくその弱さのおかげで、繁茂し優位に立つことができる。
(マイケル・ピュエット&クリスティーン・グロス=ロー『ハーバードの人生が変わる東洋哲学 -悩めるエリートを熱狂させた超人気講義-』より)

ハーバードの人生が変わる東洋哲学


この秋、早川書房の哲学書で、珠玉の名言に触れてみてはいかがでしょうか。
きっと、あなたにとって大切な気づきがあるはずです。


【「秋の哲学書フェア」参加作品リスト】

*著者名五十音順
*タイトル名はKindleの販売ページにリンクしています。

ゲルハルト・エルンスト 『哲学のきほん
マイケル・サンデル 『これからの「正義」の話をしよう
マイケル・サンデル 『それをお金で買いますか
マイケル・サンデル 『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業 上
マイケル・サンデル 『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業 下
マイケル・サンデル 『サンデル教授、中国哲学に出会う
マイケル・ピュエット&クリスティーン・グロス=ロー 『ハーバードの人生が変わる東洋哲学
マッシモ・ピリウーチ 『迷いを断つためのストア哲学
ロバート・M・パーシグ 『禅とオートバイ修理技術 上
ロバート・M・パーシグ 『禅とオートバイ修理技術 下
岡本 裕一朗 『答えのない世界に立ち向かう哲学講座