見出し画像

あなたの読書感想文を、著者さんに届けませんか? スペシャルなプレゼントもご用意。早川書房×note「#読書の秋2020」開催!

画像1

読書感想文というと「ちょっと難しいかも」というイメージがあるかもしれません。かくいう自分も……苦手でした。けれども「ファンレター」というと、なんだか印象が変わりませんか? あるいは「推し本紹介」? ひょっとすると「偏愛ブックレビュー」? とにかく、名前はなんでもよいのです。あなたの「好き」noteにしてください!

というわけで、早川書房も「note×出版社合同企画」の「#読書の秋2020」に参加します。課題図書は以下の5冊。そうそう、頂いた感想noteはちゃんと著者さんご本人にお届けいたしますよ。

課題図書
小川哲『ユートロニカのこちら側』
小川哲『嘘と正典』
オーガニックゆうき『入れ子の水は月に轢かれ』
穂波了『月の落とし子』
穂波了『売国のテロル』

ちょうど11月が早川書房新人賞(アガサ・クリスティー賞ハヤカワSFコンテスト)作品の刊行月ということもあるので、課題図書の作品五つは、過去の受賞者作品からセレクトしました。それぞれの作品をご紹介しましょう。

2015年の第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉受賞作。個人情報(視覚、聴覚、位置情報など)を売れば、人並み以上の暮らしが約束される(つまり働かなくても良い!)理想のまちで起きた6つの物語。労働がなくても、私たちは幸せに生きていけるのか。冒頭の一文「足し算のできるゴリラは朝食のあとにブラックコーヒーを飲むか?」がとっても印象的なゴリラSFです。

こちらの作品を選ばれた方は「#読書の秋2020」「#ユートロニカのこちら側」のハッシュタグででご投稿ください。

『ユートロニカのこちら側』でハヤカワSFコンテスト〈大賞〉受賞、続く『ゲームの王国』で日本SF大賞と山本周五郎賞をダブル受賞した小川哲が、2019年に発表した作品集。本作は第162回直木賞の候補作にもなりました。収録短篇「魔術師」のセリフ「マジシャンにはやってはいけないことが3つある」で、やわなハートを撃ち抜かれます。(3つが何かは是非本篇で)

こちらの作品を選ばれた方は「#読書の秋2020」「#嘘と正典」のハッシュタグでご投稿ください。

第8回アガサ・クリスティー賞〈大賞〉受賞作。沖縄・那覇の国際通りから一本入ったバックストリート、水上店舗通りが舞台。毒親から逃げてきた青年、ど根性女傑のオバア、高齢フリーターのアウトロー、超個性的な三人が連続水死事件の謎を追うミステリです。著者のオーガニックゆうきは沖縄生まれ&育ちのうちなんちゅ、作品はご当地沖縄で大絶賛でした。

こちらの作品を選ばれた方は「#読書の秋2020」「#入れ子の水は月に轢かれ」のハッシュタグでご投稿ください。

第9回アガサ・クリスティー賞〈大賞〉受賞作。ある日、宇宙船が降ってきた。ウイルスを載せて。……船橋に! パンデミックパニックロックダウンと。コロナ渦が発生する数ヶ月前に発表された、衝撃のデビュー作。ウイルスからどうやって逃れるかを描くサスペンスと、ワクチンをどうやって手に入れるかのミステリが、1冊で同時に楽しめます。(オトクです)

こちらの作品を選ばれた方は「#読書の秋2020」「#月の落とし子」のハッシュタグでご投稿ください。

『月の落とし子』の穂波了、受賞後第一作。全世界で同時多発した炭疽菌災害。とある理由から「日本が犯人」であると決めつけられ、世界中からバッシングが集中。そんな中、複数名の武装した自衛隊員が脱柵するという重大事案が発生して……。炭疽菌をばら撒いた真犯人は誰か? その目的は? 極限状況下のホワイダニット。まったく新しい戦争ミステリの誕生です。

こちらの作品を選ばれた方は「#読書の秋2020」「#売国のテロル」のハッシュタグでご投稿ください。

画像2

読書感想文を綴って頂いたnoteの募集期間は、2020年10月14日から11月30日まで。参加方法は、

①noteアカウントで会員登録(ログイン)
②「#読書の秋2020」と「#(書籍タイトル)」のハッシュタグをつけて、期間中に記事を投稿(例:#読書の秋2020 #吾輩は猫である

※応募の際は「無料公開」で公開してください。
※受賞者にはnote運営事務局からご連絡いたします。

……となっております。

12月下旬(予定)に、noteの公式アカウント上で「#読書の秋2020」コンテスト全体の受賞作の結果発表を行います。早川書房のnoteアカウントからも受賞作を発表いたします。各作品につき1名の方に「HAYAKWA FACTORY」から「ブックカバーCORDURAキャンパス」「トートバック動物農場ナチュラルコットン」「ロルバーンポケット付きメモLルパンワインレッド」のセットをプレゼントいたします! なお、ご投稿いただいた感想文noteは、受賞に関わらずすべて著者さんにお渡しをいたします。応募に関して詳しくは、こちらの記事もご参照ください。

みなさまの熱い熱い読書感想文noteをお待ちしております!

(編集部・奥村