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【この女は名探偵か、悪魔か。】黄金時代の傑作に並び立つ極上の謎解きミステリ『処刑台広場の女』(マーティン・エドワーズ/加賀山卓朗=訳)書店員の皆様のコメントをご紹介!

ハヤカワ・ミステリ文庫から8月17日に発売した、黄金時代の傑作に並び立つ極上の謎解きミステリ『処刑台広場の女』(マーティン・エドワーズ/加賀山卓朗・訳)
 著者は評論『探偵小説の黄金時代』で高く評価され、2020年にはCWAダイヤモンド・ダガー(巨匠)賞を受賞したマーティン・エドワーズ。
 早川書房が贈る2023年最高の翻訳ミステリ小説です

謎の女性レイチェルは名探偵か、悪魔か。事前にお読みいただいた書店員の皆様からも熱いコメントをいただいています! 
この記事では皆様から頂いた推薦コメントをご紹介します!

『処刑台広場の女』
マーティン・エドワーズ/加賀山卓朗=訳
装画:鈴木康士
装幀:アルビレオ

▼書店員の皆様のコメントはこちら!

英国黄金時代を誰よりも愛する男による30年代本格ミステリと21世紀風クライムサスペンスの融合。この一作でマーティン・エドワーズの名は日本の読書界に響き渡るだろう。

丸善博多店 有冨一生さま

彼女は一体なんのために?
予想以上の強烈な謎解きにグッと力が入りました。

未来屋書店大日店 石坂華月さま

漆黒の闇に「甘美」な死体。そして名探偵に降りかかる容赦ない疑惑の嵐。
上質な舞台劇を観るかのような展開はまさに圧巻……比類なき高揚感を味わえる新たな名作の誕生だ!

ブックジャーナリスト 内田剛さま

人々が憎み恐れる名前はレイチェル・サヴァナク。
彼女の悪魔的な魅力から、きっとあなたも逃れられない。

梅田 蔦屋書店 河出真美さま

美しくて、聡明で、狡猾で、強か。
「彼女」は誰なのか。霧と過去が晴れた時、そこにいるのは、果たして。

紀伊國屋書店天王寺ミオ店 黒田紗穂さま

冷静沈着で頭脳明晰、容姿端麗でクールな、全てがパーフェクトな彼女。天使か悪魔か、彼女の一挙一動が気になり途中中断できません!
二転三転以上の、嵐のような展開と、大きな衝撃に包まれる、全く新しい古典ミステリ!

紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さま

ひとときたりともこのステリから目が離せない。何度も気持ちが移り変わり、動転する。羨望、残酷、美しい、面白い様々な感情が最高点に違するミステリ。

ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さま

黄金期のミステリーを彷彿させ、更に極上も極上、最高級のノンストップスリラー。今年一番のワクワクが読者を待っている!

未来屋書店有松店 富田晴子さま

読者の皆様もレイチェル・サヴァナクに惑わされること間違いなし……!
今年必読の傑作ミステリ、お見逃しなく!

◆あらすじ

この女は名探偵か、悪魔か。

1930年、ロンドン。名探偵レイチェル・サヴァナクには、黒い噂がつきまとっていた。彼女は、自分が突きとめた殺人者を死に追いやっている――。レイチェルの秘密を暴こうとする新聞記者ジェイコブは、密室での奇妙な自殺や、ショー上演中の焼死といった不可解な事件に巻き込まれる。一連の事件の真犯人はレイチェルなのか?真実は全て“処刑台広場”に。英国推理小説界の巨匠による極上の謎解きミステリ。解説/千街晶之

◆著者紹介

マーティン・エドワーズ
1955年、イギリス、ナッツフォード生まれ。評論『探偵小説の黄金時代』(国書刊行会刊)でエドガー賞、アガサ賞、マカヴィティ賞、H・R・F・キーティング賞を受賞。英国推理作家協会(CWA)の会長をつとめ、2020年には英国推理作家協会ダイヤモンド・ダガー(巨匠)賞を受賞。

◆訳者紹介

加賀山卓朗(かがやま・たくろう)
英米文学翻訳家。訳書に『火刑法廷〔新訳版〕』『三つの棺〔新訳版〕』(ジョン・ディクスン・カー)、『シルバービュー荘の男』『スパイはいまも謀略の地に』(ジョン・ル・カレ)、『黒き荒野の果てに』『頬に哀しみを刻め』(S・A・コスビー)など。

古き良き設定を使いながらも新しい。話の展開にワクワクし、レイチェルの冷たさにゾクゾクし、“謎”の正体に驚いた仕事でした。

加賀山卓朗(訳者)

◆書誌情報

タイトル:処刑台広場の女
著訳者:マーティン・エドワーズ/加賀山卓朗・訳
定価:1,320円(税込)
発売日:2023年8月17日
ハヤカワミステリ文庫

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