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大作家、すべてを明かす。『筒井康隆、自作を語る』内容紹介

ツイッターでの書影の公開から大反響をいただいている『筒井康隆、自作を語る』。SFマガジンに全8回にわたり連載されたロングインタビューに、自選短篇集(徳間文庫)の自作解題に加え、巻末には合計216冊・46ページという、圧巻の【全著作リスト】を収録しています。

筒井康隆、自作を語る
本体1300円/9月19日(水)発売

●内容紹介
日本SF黎明期におけるSF同人誌〈NULL〉の創刊、短篇「お助け」での商業デビュー。“浸透と拡散の時代"を経て『日本SFベスト集成』の編纂や日本SF大賞の創設、エンタメ小説黄金期における大活躍と断筆活動、そして日本文学界の大家となり「最後の長篇」、『モナドの領域』執筆に至るまで――半世紀を超えるそのキャリアを、筒井康隆自身が語る。〈SFマガジン〉に連載された「Live Wire」主催のロング・インタビューに自選短篇集の解題と全著作リストを併録する必携の1冊。

●編者挨拶より
筒井作品をこれから読んでみようという人、筒井作品に取り憑かれてあらかた読み尽くしてしまった人、日本SF史に興味のある人、すべての人に楽しんでいただける本を目指して作った一冊です。千変万化の筒井ワールドを探索するガイドブックとして、役立てていただければ幸いです。

※※※※※

すべての方に手にとってほしい1冊、本記事ではその見どころをご紹介。

●『全著作リスト』とは?

昨年ハヤカワ文庫JAから刊行された『日本SF傑作選1 筒井康隆』にも巻末に著作リストは掲載されていました。しかし本書『筒井康隆、自作を語る』では、前者に各書籍内の全収録作を追加。結果、リスト全体の情報量が2倍以上になっています。再編集本や全集、エッセイ集ももちろん網羅!

(↑『日本SF傑作選』の著作リスト)

(↑『自作を語る』の全著作リスト)

●いまこそ「自作を語る」

 3部構成の『筒井康隆、自作を語る』。第1部では「Live Wire」で2014年~2017年に全4回にわたって行なわれた、筒井先生へのロングインタビューを掲載しています。初回は《日本SFの幼年期を語ろう》。「鼻血が出たほど面白かった」という、SFとの出逢いが明らかにされます。

(↑「Live Wire」イベントポスター〔第1回〕)

 1960年、家族で作った同人誌〈NULL〉に掲載された短篇「お助け」が、江戸川乱歩編集の小説誌〈宝石〉に転載された際のエピソード。これが実質的な商業デビュー作となります。

 形を変えて現在も続くハヤカワSFコンテストへの応募を通じ、眉村卓氏や小松左京氏といった「日本SF第一世代」との交流が始まります。中でも豊田有恒氏・平井和正氏とは蜜月の仲だったとか。

 当時はまだ、SFという言葉の意味も価値も、今ほど世間に知られていなかった時代。SF作家クラブ誕生やSF大会開催の裏に、様々な苦労もあったことが明かされます。

 本記事では第1回の内容をご紹介しましたが、この後も「『欠陥大百科』『発作的作品群』の時代」「『虚人たち』『虚航船団』の時代」「《筒井康隆コレクション》完結記念」とインタビューが続き、エンタメ黄金時代から純文学での活躍はもちろん、作家・編集者との様々なドタバタ騒ぎも一切のタブー無しで語られます。果たして「最後の長篇」は本当に「最後」なのでしょうか……? その真相はぜひ書籍にてお確かめください。

第2~4回イベントポスター(提供:LiveWire)


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