12/7発売 ”マクドナーとアイルランド演劇” 特集の全貌!(『悲劇喜劇』24年1月号)
演劇界・映画界をリードするマーティン・マクドナー。
アイルランド人の両親を持ち、イギリス育ちである彼の演劇作品は、
どの程度「アイルランド演劇」なのか──。
『悲劇喜劇』24年1月号では、マクドナーと、ベケット以降の現代アイルランド演劇双方の魅力を、作家・作品・文化慣習の面から紐解きます。
▽掲載戯曲はこちら
・『海をゆく者/The Seafarer』
コナー・マクファーソン作、小田島恒志訳
(12月7日~ PARCO劇場で上演)、
・『THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE』
マーティン・マクドナー作、小川絵梨子訳
(17年に風姿花伝プロデュースで上演)、
・『季節はずれの雪』
スティーブン・メトカルフ作、一川華訳
(12月7日~ シアター風姿花伝で上演)
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▽特集=マクドナーとアイルランド演劇
人間らしい人間を書く天才
小川絵梨子(聞き手=濱田元子) 6
アンファン・テリブルの煽りの技術
ーーマクドナーの劇作法
關 智子 9
『ウィー・トーマス(The lieutenantof Inishmore)』の演出を想い返して 長塚圭史 12
アイルランド現代演劇小史
坂内 太 15
エンダ・ウォルシュが紡ぐ、自分の人生の物語
白井 晃 18
ブライアン・フリールとコナー・マクファーソンの作品を演出して
小笠原 響 21
移りゆく言葉
石川麻衣 24
アビー座の日々
吉見智里 27
ダブリン観劇体験記 ーー2017-2018
吉平真優 30
作家紹介 33
アイルランドの演劇と歴史 34
そこにあるがままの姿で
ーー『海をゆく者』をめぐって
栗山民也(聞き手=内田洋一) 36
『海をゆく者』翻訳裏話
小田島恒志 40
アイルランドという国ーー文化と芸術
デミアン・コール(駐日アイルランド大使) 101
●連載
シーン・チェンジズ
長谷部浩の演劇夜話 長谷部 浩 138
■文化功労者認定に寄せて
矢野誠一という生き方
内田洋一 142
■レポート
太陽劇団『金夢島』を観劇して
穴澤万里子 144
●演劇祭レポート
ソウル国際公演芸術祭2023
張智盈 146
第十一回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のお知らせ 100
演劇時評
小田島則子・萩尾瞳 (第一回) 185
東宝 ミュージカル『RAGTIME(ラグタイム)』
ケムリ研究室『眠くなっちゃった』
シス・カンパニー『いつぞやは』
Bunkamura『ガラパコスパコス~進化してんのかしてないのか~』 東京芸術祭実行委員会『木ノ下歌舞伎 勧進帳』
KAAT神奈川芸術劇場『アメリカの時計』
PARCO『橋からの眺め』
東宝 ミュージカル『のだめカンタービレ』
東京芸術劇場 ミュージカル『天翔ける風に』
劇団俳優座『ラフタリーの丘で』
tsp『レディマクベス』
劇団昴『親の顔が見たい』
文学座『アナトミー・オブ・ア・スーサイド─ 死と生をめぐる重奏曲 ─』
劇団ワンツーワークス『アメリカの怒れる父』
サンライズプロモーション東京『My Boy Jack』
劇団青年座『同盟通信』
Pカンパニー『会議』『街角の事件』
新宿梁山泊『失われた歴史を探して』『少女都市からの呼び声』