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【2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位】この少女を、生きてください──『ザリガニの鳴くところ』2023年12月に待望の文庫化!【祝・発売即重版】

全世界で2200万部を突破し、2019年・2020年と2年連続でアメリカで一番売れた本でもある大ベストセラー小説『ザリガニの鳴くところ』(原題:Where the Crawdads Sing)。

日本でも2020年3月の刊行以来人気を博し、2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位を受賞しました。昨年11月には映画化もされた話題作の文庫版を2023年12月に刊行しました!
文庫版の推薦は小説家の三浦しをんさん、そして解説は山崎まどかさんにいただきました。

『ザリガニの鳴くところ』が気になっていたという方も、この文庫化を機にぜひお読みください。
※12月11日追記
発売から1週間足らずで即重版決定! 文庫化を楽しみにしてくださっていた皆様、ありがとうございます!

※単行本時の書影※
イラスト/しらこ
デザイン/早川書房デザイン室

三浦しをんさん、推薦の言葉

うつくしい湿地の風景描写に惹きこまれ、そこに点在する沼地に、読了後思いを馳せた。多面的な顔と奥行きを持つ本作について、「あなたはどういう小説だと感じましたか。私は……」と、だれかと静かに語りあいたくてたまらなくなった。

本書の受賞歴

■2019年・2020年にアメリカでいちばん売れた本
■ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーリスト1位の最長記録を更新(ハードカバー)
■アマゾンレビュー67万件超え(★4.7)
■2021年本屋大賞 翻訳小説部門第1位
■キノベス!2021 第2位
■このミステリーがすごい! 2021年版 第2位
■2020年週刊文春ミステリーベスト10 第2位
■読書メーター OF THE YEAR 2020 第2位
■ミステリが読みたい! 2021年版 第3位
■第4回未来屋小説大賞 第4位

内容紹介

ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。
6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。
以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ──。

試し読みはこちら!

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 『ザリガニの鳴くところ』文庫は現在好評発売中!

『ザリガニの鳴くところ』
ディーリア・オーエンズ/友廣純訳
装画:しらこ(@Rakoshirako)
ハヤカワ文庫NV
定価:1300円+税
12月5日発売

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