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【終了】文系だからこそ「宇宙」や「進化」のしくみにキュンとする。 電子書籍47点がほとんど半額「文系も楽しめるサイエンス」フェア開催中!

8/31追記:本フェアは終了いたしました。

宇宙の始まりや終わり、人間も含めた生物の進化、病について……専門家でなくとも興味深いサイエンスの題材はたくさんあります。そこで、熱い気持ちで本を手に取るわけですが、あまりに難解だと「冷めるわ……」。だって文系だから。
そんな皆様にこの夏、当社のサイエンス書を楽しんでほしいなと、主要電子書籍書店で「文系も楽しめるサイエンス」フェアを開催しています。

早川書房が長く力を入れているジャンルに「ポピュラーサイエンス」というものがあります。専門的な語句をあまり使わず、「読み物」として多くの読者が楽しめる「科学書」とでも言えばよいでしょうか。その系列に連なる電子書籍を47点集めました。そのほとんどが半額になっています(一部15%引き)。

つい先日NHKの「100分de名著」で瀬名秀明さんが解説されていた動物行動学の名著ソロモンの指環

「地球にいるすべての人が2、3週間のあいだ、一人ひとり離ればなれになって絶対会わないようにしたら、風邪なんて根絶されてしまうんじゃありませんか?」なんて質問に科学的に答えていくホワット・イフ?

このnoteでマンガ版も連載中、性的器官の進化について述べたダーウィンの覗き穴

「マシュマロをすぐ1個もらう? それともがまんして、あとで2個もらう?」。自制心と「成功」との関連を調べる、行動科学で最も有名なテストについてその考案者が詳述したマシュマロ・テスト

宇宙の始まりや終わり、どこかにこの宇宙と似たような別の宇宙があって……という「多宇宙理論」など、好奇心をかき立てられるロマンある題材「宇宙」に関するさまざまな著作。

さらに刊行されて間もない知ってるつもりもセール対象。水洗トイレや自転車の仕組みを説明できると思いこむ、政治に対して極端な意見を持っている人ほど政策の中身を理解していない……こうした「知識の錯覚」について認知科学の視点で語られた話題作です。

「読み物」として楽しめるといっても内容が薄いということはなく、ごまかしも一切無し。専門家の目にも充分耐える。そこが肝です。
正確には「文系も理系も楽しめるサイエンス」というわけです。

以下に代表的なセール参加作品を挙げます。また、書影で紹介した作品以外の対象作品については、リストとしてこの記事の下部にタイトルを紹介しました。
この機会にぜひご一読ください。8月30日までの期間限定です。
※書影からKindleストアの販売サイトにジャンプします

ソロモンの指環―動物行動学入門

ホワット・イフ?――野球のボールを光速で投げたらどうなるか

ダーウィンの覗き穴――性的器官はいかに進化したか
  

マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

知ってるつもり 無知の科学

進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来

隠れていた宇宙
*上・下巻。書影およびリンクは上巻のものです。

人体600万年史──科学が明かす進化・健康・疾病
*上・下巻。書影およびリンクは上巻のものです。

偶然の科学

あなたの脳のはなし 神経科学者が解き明かす意識の謎

[セール参加作品全リスト]

・ブライアン・グリーン『隠れていた宇宙』(上・下)
 上巻はこちら
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・シッダールタ・ムカジー『病の皇帝「がん」に挑む』(上・下)
 上巻はこちら
 下巻はこちら
・ジム・ホルト『世界はなぜ「ある」のか?』
・ダンカン・ワッツ『偶然の科学』
・ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール『ウォール街の物理学者』
・スティーヴン・ストロガッツ『SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか』
・グレゴリー・チャイティン『ダーウィンを数学で証明する』
・コンラート・ローレンツ『ソロモンの指環 動物行動学入門』
・ヒュー・オールダシー=ウィリアムズ『人体の物語 解剖学から見たヒトの不思議』
・デイヴィッド・バーリンスキ『史上最大の発明アルゴリズム 現代社会を造りあげた根本原理』
・マット・リドレー『赤の女王 性とヒトの進化』
・オリヴァー・サックス『見てしまう人びと 幻覚の脳科学』
・ジョン・ブラッドショー『猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理』
・リチャード・ドーキンス『進化とは何か ドーキンス博士の特別講義』
・マリオ・リヴィオ『偉大なる失敗 天才科学者たちはどう間違えたか』
・ウォルター・ミシェル『マシュマロ・テスト 成功する子・しない子』
・ランドール・マンロー『ホワット・イフ? 野球のボールを光速で投げたらどうなるか』
・オリヴァー・サックス『レナードの朝〔新版〕』
・ポール・ドーラン『幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする』
・アミール・D・アクゼル『「無限」に魅入られた天才数学者たち』
・ダニエル・E・リーバーマン『人体六〇〇万年史 科学が明かす進化・健康・疾病』(上・下)
 上巻はこちら
 下巻はこちら
・オリヴァー・サックス『音楽嗜好症(ミュージコフィリア) 脳神経科医と音楽に憑かれた人々』
・オリヴァー・サックス『妻を帽子とまちがえた男』
・オリヴァー・サックス『火星の人類学者 脳神経科医と7人の奇妙な患者』
・オリヴァー・サックス『色のない島へ 脳神経科医のミクロネシア探訪記』
・ハイディ・グラント・ハルヴァーソン『だれもわかってくれない あなたはなぜ誤解されるのか』
メノ・スヒルトハウゼン『ダーウィンの覗き穴 性的器官はいかに進化したか』
・リー・ビリングズ『五〇億年の孤独 宇宙に生命を探す天文学者たち』
・ユージン・E・ハリス『ゲノム革命―ヒト起源の真実―』
・デイヴィッド・エプスタイン『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学』
・マット・リドレー『進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来』
・ジャスティン・ソネンバーグ&エリカ・ソネンバーグ『腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方』
・ニール・ドグラース・タイソン『ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論』(上・下)
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 下巻はこちら
・セザー・ヒダルゴ『情報と秩序 原子から経済学までを動かす根本原理を求めて』
・スティーヴン・W・ホーキング『ホーキング、ブラックホールを語る BBCリース講義』
・デイヴィッド・イーグルマン『あなたの脳のはなし 神経科学者が解き明かす意識の謎』
・マリオ・リヴィオ『神は数学者か? 数学の不可思議な歴史』
・ジョン・パウエル『ドビュッシーはワインを美味にするか? 音楽の心理学』
・クリストフ・ガルファール『138億年宇宙の旅』
・シッダールタ・ムカジー『遺伝子‐親密なる人類史‐』(上・下)
 上巻はこちら
 下巻はこちら
・ミハル・シュワルツ&アナット・ロンドン『神経免疫学革命 脳医療の知られざる最前線』
・スティーブン・スローマン&フィリップ・ファーンバック『知ってるつもり 無知の科学』

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