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【特報!】阿部サダヲ×岡田健史×白石和彌監督 注目の作家・櫛木理宇の最高傑作『死刑にいたる病』を映画化!

死刑にいたる病_解禁用写真

櫛木理宇さんの傑作サスペンス『死刑にいたる病』の映画化に関する第一報が出ました。

2022年公開決定

メガホンを取るのは白石和彌監督。2013年度賞レースを席巻した「凶悪」や、「彼女がその名を知らない鳥たち」、そして現在続篇LEVEL2が絶賛公開中の「孤狼の血」でも数々の映画賞を獲得し、高い支持を得ている、今、日本映画界で最も注目される監督です。白石監督のコメントはこちらです。

白石和彌監督コメント

僕自身が10代20代の頃に持っていた鬱屈と、後ろめたい憧れを抱いてしまう殺人鬼。その両方が見事なコントラストで混在している櫛木先生の原作に心を奪われて映画化をお願いしました。
阿部さんと岡田さんの邂逅も運命を感じる大きな事件でした。
映画を観た後どんな感情が残るのか、僕もとても楽しみです。完成まであと少し。スクリーンでお会いできる日をお待ち下さい。

日本史上類をみない数の若者を殺害した、カリスマ的な魅力をもつ稀代の連続殺人鬼・榛村を演じるのは、阿部サダヲさん。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で主人公の田畑政治役を熱演し、白石監督とは『彼女がその名を知らない鳥たち』以来のタッグとなります。阿部さんのコメントはこちらです。

阿部サダヲさんコメント
俳優をやっていて、「1度は手を出してみたい役」を頂けたので楽しんで演じました。白石組、白石監督の想像を超俳優をやっていて、「1度は手を出してみたい役」を頂けたので楽しんで演じました。白石組、白石監督の想像を超えるアイデア、どう仕上がって来るのか非常に楽しみです。岡田健史くんとのシーンは相当痺れました。
えるアイデア、どう仕上がって来るのか非常に楽しみです。岡田健史くんとのシーンは相当痺れました。

収監されている榛村からの手紙に導かれ、事件の真相に迫る大学生の雅也役には、ドラマ「中学聖日記」で衝撃のデビューを果たして以来、「MIU404」や「青天を衝け」など話題作への出演が続き、ORICON NEWSの『2021年上半期ブレイク俳優ランキング 』で第2位に選出された岡田健史さん。岡田さんのコメントはこちらです。

岡田健史さんコメント

こんなにも濃密な時間を過ごし、“人”に恵まれ、公開を待っててくださる方々に向けて、伝えたいことが豊富な作品に巡り逢えたという実感に、自分でも驚いています。でも驚いています。でも驚いています。
きっと、今作品で交じり合えた方々との時間は、いつまでも自分の身体に宿り続けることでしょう。
勝手ながら一若者として、この方々の魂を受け継いでいきたいと思いました。

さて、僕の役柄ですが、筧井雅也という、どこにでもいる男性です。
“どこにでもいそう”、なのです。故に、この日本において誰にでも起こりうる機微を雅也は持っています。
作品中に過激な表現も含まれてますが、今作品は雅也と同年代の方々にも是非観て頂きたいです。
人は人に怯え、傷つけ、傷つけられて、抱きしめられて、救われてるということ。
それはつまり何なんだろうと、思春期に考える時間が欲しかったと自分自身がそう感じるからです。
公開をお楽しみに。もう少しの間だけお待ちください。

脚本は「そこのみにて光り輝く」「オーバー・フェンス」「詐欺の子」などを手掛けた脚本家・高田亮さん。白石監督とは初タッグとなります。

最後に原作者・櫛木理宇さんのコメントはこちらです。

櫛木理宇さんコメント

映画化のお話をいただいたときにまず「やった!」と思い、次に監督が白石和彌さんだとお聞きした瞬間「やった!!!」と感嘆符が三倍になりました。
わたしの原作を監督が、このキャストの皆さんが、どう料理してくださったのか想像するだけで胸が高鳴ります。
映画館の大スクリーンで拝見できる日を心待ちにしております。

期待が高まります。続報をお待ちください!

出演:阿部サダヲ、岡田健史
監督:白石和彌 脚本:高田亮
製作:「死刑にいたる病」製作委員会(クロックワークス、東北新社、テレビ東京)
配給:クロックワークス ©2022 映画「死刑にいたる病」製作委員会
映画公式HP:https://siy-movie.com/
映画公式アカウント:@SIYmovie

死刑にいたる病_帯

『死刑にいたる病』櫛木理宇

あらすじ】鬱屈した日々を送る大学生、筧井雅也に届いた一通の手紙。それは稀代の連続殺人鬼・榛村大和からのものだった。「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してくれないか?」パン屋の元店主にして自分のよき理解者だった大和に頼まれ、事件を再調査する雅也。その人生に潜む負の連鎖を知るうち、雅也はなぜか大和に魅せられていく。一つ一つの選択が明らかにする残酷な真実とは。

櫛木理宇 プロフィール】2012年に学園ホラー『ホーンテッド・キャンパス』(角川文庫)で日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞してデビュー。同年、少女たちのダークな物語『赤と白』(集英社文庫)で小説すばる新人賞を受賞。原作は初版『チェインドッグ』(早川書房)のタイトルで発売され、文庫化に合わせて『死刑にいたる病』(ハヤカワ文庫)に改題。Amazon他書籍サイトで高評価を獲得。『ホーンテッド・キャンパス』は人気シリーズとして今も巻数を重ね、2016年には中山優馬主演で映画化した。『少女葬』(新潮文庫)、『鵜頭川村事件』(文春文庫)、『ぬるくゆるやかに流れる黒い川』(双葉社)、『虎を追う』(光文社)、『死んでもいい』(ハヤカワ文庫)、『虜囚の犬』(KADOKAWA)、『殺人依存症』(幻冬舎文庫)、『灰いろの鴉 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎』(ハルキ文庫)など著書多数。


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