「病」と「人間」の本質を問うノンフィクション『統合失調症の一族』感想のご紹介
9月15日発売、ロバート・コルカー『統合失調症の一族』（柴田裕之
訳）の読者による感想をご紹介します。
各メディアの年間ベストブックにも選ばれた、精神医療研究に多大な影響を与えた一家の記録です。
※本書には性的虐待の様子も記録されています。お読みになられる際はご留意ください。
発売前の村井理子さんのご紹介
なにこれ絶対に面白いやつじゃん！#統合失調症の一族#早川書房#バラクお疲れ pic.twitter.com/fhhWap2EAy
— 村井理子 (@Riko_Murai) September 8, 2022
担当編集のツイート
『統合失調症の一族』（柴田裕之さん訳）が発売しました。12人の子供のうち6人が統合失調症に…。精神医療研究に多大な影響を与えた一家の記録。
— yamamoto junya (@junyaymmt) September 15, 2022
各メディアの年間ベストブックに選ばれた、ストーリーテリングとしても掛け値なしに面白い一冊です。
現在Amazon在庫が切れているので、書店にてぜひ！ pic.twitter.com/4CxJs0XSB6
ご恵贈いただいたロバート・コルカ－『統合失調症の一族』。読みかけの本がたくさんあるので、後で読もうと思いつつページをめくったら、そのままやめられなくなっている。 pic.twitter.com/AufKgTNk5c
— 宮田珠己 (@John_Mandeville) September 8, 2022
『統合失調症の一族』読了。中流白人の家庭に生まれた12人の子ども（男10＋女2）のうち、6人の男が次々と統合失調症になっていくという驚くべき実話。言葉は悪いですが、ホラー小説のような恐ろしさがあります。後半は家族を守ろうと奮闘する母親と末娘の家族の物語。https://t.co/P0N16OjLjW
— 橘 玲 (@ak_tch) September 24, 2022
ロバート・コルカー『統合失調症の一族 遺伝か、環境か』厳格な父母のもとで育った12人のうち6人が統合失調症と診断された…。暴力と抑圧？遺伝だから？耐え難い苦悩を生きる家族が精神医療に多大な影響を及ぼすノンフィクション、凄まじい読み応え！研究が実を結ぶと希望が持てる繋がりの物語。#読了 pic.twitter.com/tiG3wtHLSd
— Ru-fu. (@ru_fu_ru_fu) September 18, 2022
統合失調症の一族めっちゃおもろい
— ゆかたん (@akuy109) September 21, 2022
みんなよんで
『統合失調症の一族』読んでる。アメリカでの統合失調症研究に大きく寄与する結果となったとある大家族のファミリーヒストリー。暗い家族の物語は時代的にも、ギルモアの『心臓を貫かれて』を思い出させる。ロス・マクドナルドといい、エルロイといい、アメリカの暗い家族の話に強く心惹かれる
— rume (@igi_tur) September 20, 2022
ホロヴィッツとかワシントン・ポーとか続きを読みたい本が続出なのに、『統合失調症の一族』を読みかけたら、面白すぎてこちらに集中しているところ。子ども12人ってのもすごいし、内10人が男で、その6人に統合失調症の症状が出ているっていろいろすごすぎる。実際の写真を使った表紙もなんだか怖い。
— morinaga minoru (@maddoggie) September 17, 2022
ロバート・コルカー「統合失調症の一族」早川書房 朝からなかなかの重たいルポルタージュ読んでごはん作るの遅くなった。しかし研究に協力することを決めた一家の娘の強靭さよ、これが未来の多くの家族を救いますように。 pic.twitter.com/L1lHWdruKB
— KimYam (@kim_yam) September 19, 2022
話題になっていた『統合失調症の一族』、ロバート・コルカー を #読了
— belle (@inmost22) September 21, 2022
物語を読むように、治療と研究の歴史が一望できる。
試練や困難への対処法で正解を見つけるのは難しいけれど、何も手がかりが無いよりは、先に行く者が少しずつ道標を残していくことが大切なのかも。
とにかく読み応え抜群。 pic.twitter.com/eSEojlN29J
「統合失調症の一族」読んだ。家族側の主観的パートと精神医学・遺伝学的パートを交互に進んでいく構成が読みやすい。薬物療法に批判的な側面はありつつ、イデオロギーを押しつけないところも良い。驚異的なノンフィクション。
— hr (@hr0196) September 19, 2022
しかしアメリカ治安悪すぎではという感じも
14日くらいに発売だったんだけど、Kindleで立ち読みしたら久々に“紙で欲しい！” って思ったので、買っちゃった！
— みーちゃみ (@miii_psw) September 18, 2022
取材と情報収集の量が半端じゃないから、言葉のリアルさと情景の解像度が本当にすごいし、読物としても本当に面白い…固唾を飲む。#ソーシャルワーカー文庫 https://t.co/B32Y5Om6IG
ロバート・コルカー『統合失調症の一族 遺伝か、環境か』（早川書房）Kindleで読了。一族の話であるとともに統合失調症の治療の歴史でもあり。途中、読み進めるのがつらくなりましたが希望も。最後まで読んで本当に良かったです。https://t.co/BxTPSabrKY
— Naomi Sato (@chimimo) September 17, 2022
『統合失調症の一族』を読んでいる。12人の兄妹のうち、6人が統合失調症に罹患したことで精神医学の研究に多大な影響を与えたとされるさるアメリカ人一家の記録。それぞれが発症に至った経緯について細かに触れている群像ものでありつつ、近代精神医学の歩みについても詳しいボリューミーな一冊だ。
— めかれ (@mekare_k) September 18, 2022
ロバート・コルカー『統合失調症の一族 遺伝か、環境か』(早川書房)
— 284 (@284wherever) September 22, 2022
読了。「12人の子供のうち6人が統合失調症に」という帯の文言だけでも凄いが家庭内暴力、ドラッグ、性的虐待なんでもござれの家族の歩み。並走する統合失調症に関する医療の進歩の物語も遜色なく面白い。母親と末娘の人間的強さよ。 pic.twitter.com/eTV5TJLKPa
ギャルヴィン家に生まれた12人の子供のうち6人が統合失調症に。
彼らに何が起きたのか？ 国立研究所の調査により、やがて衝撃の真相が明らかになる。その全貌は本書にて。
当社noteでは本書のプロローグ「1972年、コロラド州コロラドスプリングズ」を公開中。
ロバート・コルカー『統合失調症の一族 遺伝か、環境か』（柴田裕之訳）は好評発売中です。