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【イベント開催!】激動の2020年代、日本SFはどこへ向かうのか 『SFが読みたい!』刊行記念トークイベント


 2022年の国内SFは、さまざまな雑誌やウェブメディア、アンソロジーなどで、新鋭作家を中心に数多くの短篇が発表され、まさに新時代ともいえる活況を呈しました。
 そんななか、長谷敏司さんが10年ぶりに発表した本格SF長篇プロトコル・オブ・ヒューマニティは、AIとのダンス表現を通して人間性に迫った意欲作として話題を呼びました。また、ハヤカワSFコンテスト出身作家として、小川哲さんが幻想的な歴史巨篇『地図と拳』(集英社)で第168回直木賞を受賞、春暮康一氏がファーストコンタクトテーマの中篇集法治の獣を刊行して高い評価を受けました。今回のイベントでは、2022年国内SFの顔である長谷さん、小川さん、春暮さんの3名をお招きして、激動の2020年代におけるSFの役割、向かうべき方向性について語っていただきます。

 今回のイベントは、ジュンク堂書店池袋本店よりオンラインにて配信されます。お申し込みは、下記の丸善ジュンク堂書店のホームページよりお願い致します。皆様奮ってご参加ください!

▼丸善ジュンク堂書店 トークイベント申込ページ▼

■日時:2023年2月11日(土・祝)19:30~21:00

■場所:オンライン配信(zoomウェビナー)
※配信終了から1週間、アーカイブ配信あり

■定員
最大500名

■参加方法:いずれかのチケットをご購入ください。
①オンライン視聴チケット:1,100円(税込)
②『SFが読みたい!2023年版』+オンライン視聴チケット:1,870円(税込)

■チケット販売期間
販売開始:2023年1月30日(月)17:00
販売終了:2023年2月11日(土・祝)19:00

■登壇者紹介
〇長谷敏司
1974年大阪府生まれ。関西大学卒。2001年、第6回スニーカー大賞金賞を受賞した『戦略拠点32098 楽園』で作家デビュー。2009年、初の本格SF長篇『あなたのための物語』(ハヤカワ文庫JA)で「ベストSF2009」国内篇第2位。2014年、「allo, toi, toi」ほか4篇収録の作品集『My Humanity』(同上)で第35回日本SF大賞を受賞した。2022年に、AIとコンテンポラリーダンス、そして介護をテーマにした最新SF『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』を刊行。その他の作品に、『円環少女(サークリットガール)』『BEATLESS』『ストライクフォール』など。

〇小川哲
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課中退。2015年、『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。2017年刊行の『ゲームの王国』(上下巻)で、第38回日本SF大賞および第31回山本周五郎賞を受賞。2019年刊行の『嘘と正典』は、第162回直木賞候補となった。2023年、『地図と拳』で第168回直木賞受賞。

〇春暮康一
1985年山梨県生まれ。山梨大学大学院物質・生命工学専攻修士課程修了。2019年、「オーラリメイカー」で第7回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、同名単行本(早川書房刊)にてデビュー。2022年、中篇集『法治の獣』(ハヤカワ文庫JA)を刊行。また、中短篇を数本発表している。現在、メーカー勤務のエンジニア。


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