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試行錯誤が力になる! 『問題解決力がつく数学プロブレム』に挑戦(第4問問題篇)

いま一番求められる人間像は、「難問にトライする人」。弊社近刊『問題解決力がつく数学プロブレム』から、選り抜きの難問をご紹介しています。あれこれ突破口を考えることで、あなたの四角いアタマは着実に丸くなります。

では、第4問をごらんください。こちらです。

第4問 論理学者の帽子の色
 頭の切れる論理学者が3人、一列にならんでいる。それぞれが、自分の前にいる論理学者しか見えない向きに立っている。そこへ帽子のセールスマンがやってきて、3人の論理学者に、白い帽子が3個、黒い帽子が2個あるのを見せた。セールスマンは3人それぞれの頭に帽子を1個かぶらせて、残りの帽子は隠してしまった。
 そして3人の論理学者に、「自分の帽子の色がわかるひとはいますか?」とたずねた。だれもそれに答えなかった。
 セールスマンはもう一度、「自分の帽子の色がわかるひとはいますか?」とたずねたが、やはりだれも答えなかった。
 3回めに「自分の帽子の色がわかるひとはいますか?」とたずねると、3人のうちの1人が声を上げて、正解を言った。
 答えたのは何番めの論理学者で、そのかぶっている帽子は何色だろうか?
(熊谷玲美訳)

解けた、と思われるかたは、ハッシュタグ、 #538jp をつけてツイッターでつぶやいてみてください。

解答は2月15日に公開の予定です。お楽しみに。

問題解決力がつく数学プロブレム』(オリヴァー・ローダー編、熊谷玲美訳、予価1600円)は、弊社より2月20日発売予定です(ここでご紹介する問題と解答が収録されますが、内容や文章は多少改変されることがあります)。

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