創刊2年目を迎えたハヤカワ新書の最新刊は、2024年10月23日(水)発売予定です。
①『ネット怪談の民俗学』廣田龍平
【内容紹介】空前のホラーブーム、その源流がここにある。
ネット怪談はどのように発生し、伝播するのか。きさらぎ駅、くねくね、リミナルスペース……ネット民たちを震え上がらせた怪異の数々を「共同構築」「異界」「オステンション(やってみた)」など民俗学の概念から精緻に分析、「恐怖」の最新形を明らかにする。
②『スマートシティはなぜ失敗するのか 都市の人類学』シャノン・マターン、依田光江訳
【内容紹介】AIに街は管理できない!
IT化社会に一石を投じる渾身の都市論
都市はコンピュータではない。AIやIoT、データ分析による効率化からこぼれ落ちるものにこそ、人が交わる公共空間としての都市の本質があるのだ。アメリカの人類学者が示す、まちづくり、そして図書館などのコモンズ(共有空間)をめぐる新たなビジョン。
8月刊(3点)ほか、ハヤカワ新書既刊は好評発売中です(電子書籍も同時発売)。