創刊2年目、ハヤカワ新書の最新刊は、2024年12月18日(水)発売予定です。
①『チョコレートと日本人』市川歩美
【内容紹介】日本人はなぜチョコレートに陶酔するのか? そしてチョコレートを取り巻く「甘くない」現実とは?
世界に類を見ない独自の盛り上がりを見せる日本のチョコレートシーン。1日1億円以上を売り上げる百貨店のバレンタイン催事、チョコレートと結びついたバレンタインデー、生チョコや高級チョコレートブーム、ビーントゥーバーの台頭までをたどり、カカオが抱える世界的な問題に眼を向ける日本のチョコレート業界にも迫ります。日本のチョコレートが歩んできた道をたどり、未来へ繋ぐ一冊。
②『スポーツは人生に必要ですか』森林貴彦・為末大
【内容紹介】組織(マネジメント)の視点×個(プレーヤー)の視点 深く熱い対談!
仮に名誉も金銭も得られず、進学にも有利ではないとしたら、スポーツはどう役に立つのだろうか。余暇のためか、それとも教育か。両者は一見矛盾するように思えるが、この二つを繋ぐ鍵となるのが「楽しむこと」であるーー。部訓に「Enjoy Baseball」を掲げ2023年夏の甲子園で全国優勝を果たした慶應高校野球部監督の森林貴彦と、元陸上競技選手の為末大が、スポーツの価値をめぐって徹底対談。ともに勝利にとことん執着しながらも勝利至上主義とは一線を画す、両氏だからこそ辿りついた答えとは?
③『家が買えない 高額化する住まい 商品化する暮らし』牧野知弘
【内容紹介】私たちはどこに住むべきか? 歪みゆく不動産市況に対する処方箋
空き家問題が深刻化する一方で、なぜ令和バブルとも囁かれる不動産価格の高騰は起こっているのか。住宅の金融資産化、都心居住への偏重、ビジネス論理による高層マンション乱立……庶民から離れた狂奔に警鐘を鳴らし、これからの街と住まいの在り方を伝える。
ハヤカワ新書10月刊は好評発売中です(電子書籍も同時発売)。