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GWにおすすめの早川書房の児童書5冊

新学期がはじまって1ヵ月。今年もゴールデンウィークがやってきました。
昨年に引き続き、大人も子どもも自宅でのんびり過ごすゴールデンウィークになりそうです。
そこで今回は、4~15歳のお子さんにおすすめの児童書を紹介いたします。

1.えがないえほん

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B・J・ノヴァク 著 大友剛 訳

書名どおり「絵が一切ない“絵本”」。でも、ここに書かれた言葉を読むだけで、子どもが大喜びする本なのです。子どもに語り掛けるような口調で展開するため、親子のコミュニケーションも生まれます。(対象年齢:4歳~6歳)

保育園や学校で読み聞かせの機会が減ったいまだからこそ、おうちで読み聞かせてほしい一冊です。寝る前に読むと、笑いすぎて眠れなくなってしまうので、お昼に読むのがいいかもしれません。


2.女の子はなんでもできる!

女の子はなんでもできる!

キャリル・ハート 文 アーリー・パイ 絵 冨永愛 訳

本作は、女の子が夢を叶えるのを応援する絵本です。いろいろな身体的特徴や服装の女の子たちが、遊んだり学んだり踊ったりなど好きなことをして、科学者、警察官、アーティスト、土木作業者など様々な職業についている様子が描かれています。(対象年齢:3~8歳)

なんでもできる! なんにでもなれる!と背中を押してくれる本書は、新しい学年になったお子さんにぴったり。やりたいことを親子でいっしょに見つけ、女の子の無限の可能性を引き出せます。


3.見つけ隊と燃える小屋のなぞ

見つけ隊と燃える小屋のなぞ

イーニッド・ブライトン 著 河合祥一郎 訳 旭ハジメ 絵

春休みの夜、近所の小屋が燃えた。でも、ただの火事じゃない。だれかが火をつけたらしい。ぼくたち五人と犬一匹が、おとなにひみつで事件を調べよう! いじわるなおまわりさんより先に手がかりを見つけたり、夜中に容疑者の家にしのびこんだり……。はじめての推理はドキドキがいっぱい!(対象年齢:8~12歳)

今年のGWにミステリデビューしてみませんか? たっぷりのイラストとやさしい文章、明るく楽しい物語は、はじめてのミステリにもってこいです! 殺人が起きないので、寝る前にも安心して読めます。


4.そして誰もいなくなった

そして誰もいなくなった

アガサ・クリスティー 著 青木久恵 訳 くろでこ 絵

ヴェラはある島のお屋敷に向かっていた。新しい仕事につくためだ。しかし、ヴェラを待っていたのは、おそるべき死のゲームだった!? お屋敷に集められた十人の命が狙われる。一人また一人。島からは出られない。助けも来ない。姿の見えない殺人鬼U・N・オーエンは何者か? ヴェラは生き残れるのか? やがて衝撃の真実が明かされる。(対象年齢:10~15歳)

いまのうちに読んでおきましょう。なぜなら、絶対にいつかどこかでネタバレされるから! トリックをしらない状態で『そして誰もいなくなった』を読めるのはラッキーです! 省略なしの完訳なので、おうちの方も一緒に楽しめます。


5.名探偵ポアロ ABC殺人事件

ABC殺人事件

アガサ・クリスティー 著 田口俊樹 訳 二階堂彩 絵

世界一の名探偵ポアロのもとに、ABCと名のる人物から犯行を予告する挑戦状が届く。「今月の21日、気をつけることだ」。これが事件のはじまりだった。予告された日、Aではじまる町で、Aではじまる名前の老婦人が殺された。やがてBの殺人を予告する手紙が……。はたしてポアロは事件を止められるか?連続殺人犯と名探偵の頭脳バトル!(対象年齢:10~15歳)

「ミステリの女王」アガサ・クリスティーが生み出した名探偵 エルキュール・ポアロが大活躍する1冊です。本書でポアロにハマったら、ゴールデンウィークは退屈しません。『オリエント急行の殺人』や『ナイルに死す』にも手を伸ばしてみましょう。


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