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何を守り、何を捨て、僕らはどう生きていくべきか。『コロナの時代の僕ら』全文公開【終了/著者あとがきのみ継続】

編集部より

イタリアの小説家パオロ・ジョルダーノによるエッセイ『コロナの時代の僕ら』の全文を、著者の特別な許可を得て、2020年4月10日19時より48時間限定公開(終了しました)します。緊急事態宣言下の日本において、今、このときに広く読まれるべきテキストだと考えたからです。

本書は、イタリアでコロナウイルスの感染が広がり、死者が急激に増えていった本年2月下旬から3月下旬に綴(つづ)られたものです。感染爆発を予感しながらも、最悪の事態を阻めなかったみずからとイタリアの人々、そして人類のふるまいを振り返る、著者の思考と後悔の記録です。

僕らはどこで、何を間違ってしまったのか? 図らずも到来してしまった「コロナの時代」をいかに生きるべきか? 日本の私たちにとってもけっして他人事ではない、とても重要な記録であり、思索です。

以下に27の短いエッセイへのリンクを貼ってあります。お時間のない方はぜひ最後の「著者あとがき」(公開継続中)だけでもお読みください。編集部のおすすめは3章「感染症の数学」、5章「 このまともじゃない非線形の世界で」、27章「日々を数える」ですが、もちろん1章の「地に足を着けたままで」から順番に最後まで読んでいただくのがベストです。


書籍版の発売日は4月24日を予定しています。来週にはイタリア在住で現在隔離生活を送っている本書の翻訳者・飯田亮介さんの「訳者あとがき」を公開予定です。(早川書房編集部)

著者紹介

パオロ・ジョルダーノ

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©︎Daniel Mordzinski

小説家。1982年、トリノ生まれ。トリノ大学大学院博士課程修了。専攻は素粒子物理学。2008年、デビュー長篇となる『素数たちの孤独』は、人口6000万人のイタリアでは異例の200万部超のセールスを記録。同国最高峰のストレーガ賞、カンピエッロ文学賞新人賞など、数々の文学賞を受賞した。

※著者は、印税収入の一部を医療研究および感染者の治療に従事する人々に寄付することを表明しています。

目次

(タイトルがそれぞれの章にリンクしています。著者あとがきのみ公開継続) 

1. 地に足を着けたままで
2. おたくの午後
3. 感染症の数学
4. アールノート
5. このまともじゃない非線形の世界で
6. 流行を止める
7. 最善を望む
8. 流行を本当に止める
9. 慎重さの数学
10. 手足口病
11. 隔離生活のジレンマ
12. 運命論への反論
13. もう一度、運命論への反論
14. 誰もひとつの島ではない
15. 飛ぶ
16. カオス 
17. 市場にて
18. スーパーマーケットにて
19. 引っ越し
20. あまりにたやすい予言
21. パラドックス
22. 寄生細菌
23. 専門家
24. 外国のグローバル企業
25. 万里の長城
26. パン神
27. 日々を数える

著者あとがき「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」

訳者紹介

飯田亮介
翻訳者。1974年生、日本大学国際関係学部国際文化学科中国文化コース卒、中国雲南省雲南民族学院中文コース履修、イタリア・ペルージャ外国人大学イタリア語コース履修。訳書にジョルダーノ『素数たちの孤独』『兵士たちの肉体』、フェッランテ『リラとわたし』『新しい名字』など「ナポリの物語」シリーズ等。同シリーズにて、日本翻訳大賞にノミネート中。



ありがとうございます!今日のおすすめは『息吹』です。
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コメント (1)
訳者の飯田さんとても感謝しています。
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