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【イベントは終了しました】『エデュケーション』文庫化記念 桜庭一樹さん&村井理子さんオンライントークイベントを9月4日(日)開催!

早川書房より、狂信的なモルモン教徒の家庭に生まれ、公教育を受けられなかった少女がケンブリッジ大学で博士号を取得するまでの壮絶な半生を語った回顧録『エデュケーション』を9月に文庫で発売します。

刊行を記念し、訳者でエッセイストの村井理子さんと、文庫版解説の執筆者である小説家の桜庭一樹さんによるオンライントークイベントを開催します!

「学校に行くのは禁止」「凄惨な家庭内DV」「怪我は薬草で治す」「牛乳を飲んではいけない」「大学教授はイルミナティのスパイ」

「世界の終末が必ず来る」という思想に基づき、政府や公教育を目の敵にし、科学や医療を否定する両親の下で育ったタラ。幼いころから廃品回収やスクラップなど父親の危険な仕事を手伝い、深刻な怪我も負ってしまう。しかし両親が彼らに与えるのは薬草のオイルや手作りの軟膏だけ。成長し、外の世界と接点を持とうとする彼女を更に追い詰めるのは、同じ家族からの凄惨な暴力だった──。

学校を禁じられた少女は、どうやってこの環境から抜け出せたのか。そして、タラが歩んだ壮絶な半生と、私達の生活や現在の日本社会はどうリンクしているのか。
桜庭一樹さん、村井理子さんから本書『エデュケーション』の感想を伺いつつ、家族からの「自立」と「共生」について考えます。

※本イベントは終了しました

『エデュケーション』文庫化記念 桜庭一樹×村井理子トークイベント 「あらかじめ壊されていたこの世界で」

日時・場所
2022年9月4日(日)14:00-15:30
代官山蔦屋書店(オンライン配信)
※イベント終了後一週間のアーカイブで視聴可能

参加方法
【イベント参加券】1,500円(税込)
Peatixにて「イベント参加券」を購入。zoomでの参加となります。

詳細とチケットの購入は下記Peatixページをご覧ください。
https://peatix.com/event/3334216

登壇者紹介

桜庭一樹(さくらば・かずき)
小説家。1971年、島根県生まれ。1999年にデビュー後、主にミステリ、ライトノベルを中心に活躍。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を、2008年『私の男』で直木賞を受賞。代表作に『GOSICK —ゴシック—』シリーズ、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』、『少女を埋める』『紅だ!』など。

村井理子(むらい・りこ)
翻訳家、エッセイスト。1970年、静岡県生まれ。琵琶湖湖畔で、夫、双子の息子、ラブラドール・レトリーバーのハリーとともに暮らす。主な訳書に『メイドの手帖』『サカナ・レッスン』『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』。著書に『兄の終い』『犬(きみ)がいるから』『村井さんちの生活』『家族』など。がある。


『エデュケーション』単行本時のnote記事はこちら

家族を支配する狂信、陰謀論、ホメオパシー、そして暴力……衝撃の回顧録『エデュケーション』訳者あとがき

学校も病院も行くことを禁じられた少女の壮絶な半生の回想『エデュケーション』/大原ケイ書評



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