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すべてが広くて大きくて光ってる! 中国SF最前線:成都SF大会レポート

『三体』(劉慈欣・著)のベストセラーで、一気に日本での中国SFの存在感が増した2019年。中国ではSFが大人気! 11月22日から中国・成都で開催されたSF大会に、早川書房から清水と梅田が参加しました。

【1日目:コンサートかな? みたいな演出でスタート】

 とっても大きな会場、そしてレーザーが飛び交うド派手な演出で始まった成都SF大会。これはコンサートではありません。SF大会です。

 劉慈欣さんがアジア人作家として初めて受賞したヒューゴー賞のトロフィー。劉慈欣さんは大人気で、サイン会は長蛇の列!!

【2日目:『三体』の企画にいよいよ登壇!

 ガンダム、ファイブスター物語、スラムダンク、ドラえもんなどの話が出たとのこと。ほかのパネラーにはSFM2019年8月号に「南島の星空」を訳載した趙海虹さん、『折りたたみ北京』に「コールガール」が収録されている糖匪さんなど。

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重版決定! 好評発売中『折りたたみ北京』

 創刊40周年の「科幻世界」🤝創刊60周年の「SFマガジン」で、これからもSFを盛り上げます。

 日本はどういうふうに『三体』を思っているのか」パネルでは上原かおりさん、泊功さん、藤井太洋さん、早川書房清水・梅田が参加。『三体』出版の経緯から国内での反応までを紹介し、熱気に満ちた会場からは活発な質問が飛び出しました。

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『三体』は現在13万部突破。中国のみなさん、『三体』は日本でも大人気です!

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【3日目:突然のパンダ】

国際色豊かな成都SF大会。藤井太洋さんはまたしても大活躍。

 SF大会終了後、清水と梅田は四川大学において開催された中国と日本のSF小説の出版状況に関するパネルディスカッションにも参加。充実の中国出張になりました。早川書房では今後も中国SFを刊行していく予定です。楽しみにお待ちください!

【おまけ】SFマガジン60周年映像、作りたいです






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