アルテミス_上_下_

【著者紹介】アンディ・ウィアー、アメリカSF界の超新星

アンディ・ウィアー Andy Weir

1972年6月16日、カリフォルニアに素粒子物理学者でエンジニアの息子として生まれる。15歳で国の研究所に雇われ、現在までプログラマーとして働いている。科学、とくに宇宙開発に強い関心を寄せる。作家志望だったウィアーが初めて書いた小説が火星の人である。
『火星の人』は、まず自らのウェブサイトに公開され、その後kindle版を発売。発売後3カ月で、35,000ダウンロードを記録した。2014年に米クラウン社より紙書籍版が発売され、全世界で300万部を超えるベストセラーとなった。2015年、リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演で映画化され、世界中で大ヒットを記録(映画化名オデッセイ)。2017年、第二長篇であるアルテミスを刊行した。『アルテミス』『火星の人』同様、20世紀FOXによる映画化が決定している。

最新作『アルテミス』(上)(下)は、2018年1月24日発売。

主要作品リスト

火星の人』(小野田和子訳)

映画「オデッセイ」原作
「ベストSF2014[海外篇]」第1位!
第46回星雲賞海外長編部門受賞!

あらすじ
有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが――。奇跡的にマークは生きていた!? 不毛の惑星に一人残された彼は限られた食料・物資、自らの技術・知識を駆使して生き延びていく……。
火星に一人取り残されたマーク・ワトニーは、すぐさま生きのびる手立てを考え始めた。居住施設や探査車は無事だが、残された食料では次の探査隊が到着する4年後まで生き延びることは不可能だ。彼は不毛の地で食物を栽培すべく対策を編みだしていく。一方、マークの生存を確認したNASAは国家を挙げてのプロジェクトを発動させた。様々な試行錯誤の末、NASAが編み出した方策とは? 宇宙開発新時代の傑作サバイバルSF。


アルテミス』(小野田和子訳)

ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー
2017年goodreandsチョイス賞SF部門受賞
amazon.comの「ベストSF&ファンタジーブック2017」

あらすじ
人類初の月面都市アルテミス──直径500メートルのスペースに建造された5つのドームに2000人の住民が生活するこの都市で、合法/非合法の品物を運ぶポーターとして暮らす26歳の女性ジャズ・バシャラは、大物実業家のトロンドから謎の仕事の依頼を受ける。それは都市の未来を左右する巨大な陰謀へと繋がっていた……。
『火星の人』で極限状態のサバイバルを描いたウィアーが、舞台を月に移し、地球の6分の1の重力下での不可能ミッションを、ハリウッド映画さながらの展開で描いた話題作。


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