
「感染症への理解が深まる」「まさに今読むべき本」「気持ちが鎮まる」「必読です」『コロナの時代の僕ら』刊行の反響
「家にいよう」
「躊躇したぶんだけ、その代価を犠牲者数で支払う」
「この大きな苦しみが、無意味に過ぎ去ることを許してはいけない」
2020年2月末から3月中旬のイタリア。新型コロナウイルスによる感染者、死者は増加を続け、医療体制は日に日に逼迫(ひっぱく)し、外出は禁じられ、人々の繋がりは絶たれていく。
突然訪れた非常事態を生き延び、この後にやってくる「コロナの時代」を歩んでいかなくてはならない私たちは、どう生きるべきなのか。
物理学の博士号と200万部のベストセラーをもつ、イタリアを代表する小説家パオロ・ジョルダーノが、その思索をつづったエッセイ集『コロナの時代の僕ら』は、4月24日に刊行されました。
「緊急事態の今、まさに読まれなくてはならない」「日本に暮らす私たちにとっても、全く他人事ではない」と、多くの方にご高評をいただいています。
今回は、ウェブで全文を公開した時のものも含め、頂戴した多数の感想や反響から、そのごく一部を抜粋してご紹介します。
4月24日発売『コロナの時代の僕ら』パオロ・ジョルダーノ(早川書房)。この時代を振り返る時、真っ先に思い浮かぶ一冊になるでしょう。 pic.twitter.com/xIZjykcJiy
— 佐々涼子/「エンド・オブ・ライフ」(集英社インターナショナル)コロナ明けに会いましょう。 (@ryokosasa1) April 18, 2020
危機の只中の今、ぜひ読んで欲しい。戦後や311後の日本社会で何が起きたのか(起きなかったのか)にも思いが及ぶ。
— 小島慶子 (@account_kkojima) April 11, 2020
【全文公開】「すべてが終わった時、本当に僕たちは以前とまったく同じ世界を再現したいのだろうか」『コロナの時代の僕ら』著者あとがき@Hayakawashobo #note https://t.co/0tbXag2Iyd
今朝の毎日新聞にて書評させていただいています。昨日発売されたばかり。必読かと。記憶する体の9章に登場するチョンさんが教えてくれました。 https://t.co/qa31wN2di2
— 伊藤亜紗 (@gubibibi) April 25, 2020
金曜から土曜の夜までは家で24時間限定公開の『コロナの時代の僕ら』読んでください
— 生物群 (@kmngr) April 10, 2020
何を守り、何を捨て、僕らはどう生きていくべきか。『コロナの時代の僕ら』全文公開【4月11日19時まで】|Hayakawa Books & Magazines(β) @Hayakawashobo #note https://t.co/IBcAoL0jgn
何を守り、何を捨て、僕らはどう生きていくべきか。『コロナの時代の僕ら』全文公開【終了/著者あとがきのみ継続】 https://t.co/uoS7flcrvo パオロ・ジョルダーノの新著が公開されていたのですか….この人,素粒子で学位とっているので本当に安心して理系知識が読めますし,文章が美しいです.
— Yuta Kashino (@yutakashino) April 12, 2020
イタリア作家のこのエッセイ「僕は忘れたくない。家族をひとつにまとめる役目において自分が英雄的でもなければ、常にどっしりと構えていることもできず、先見の明もなかったことを。必要に迫られても、誰かを元気にするどころか、自分すらろくに励ませなかったことを。」
— 小川一水 (@ogawaissui) April 12, 2020
あー俺ーってなってる。
これは必読ですわ reading... 何を守り、何を捨て、僕らはどう生きていくべきか。『コロナの時代の僕ら』全文公開【4月11日19時まで】|Hayakawa Books & Magazines(β) https://t.co/4rnTFUFBru
— 深津 貴之 / THE GUILD / note (@fladdict) April 11, 2020
パオロ・ジョルダーノ 飯田亮介さん訳『コロナの時代の僕ら』(早川書房) が入荷しました。
— 青山ブックセンター本店/平日11時〜19時・土日休業 (@Aoyama_book) April 24, 2020
ローマに暮らす著者が2月末から3月頭にかけて書き下ろした27本のエッセイ。迫りくる危険がひしひしと伝わり、科学者の視点と小説家の表現が感染症に対する理解をより深める1冊になっています。(青木) pic.twitter.com/GlkwPiVAnI
まさに今、自分の身近で起きてることや自分の感じてることが、世界中で起きてるんだと実感する。この本の対象は「全世界」における「ひとりひとりの個人」だと思う。
— Takuji Maeda (@tkjmaeda) April 24, 2020
コロナの時代の僕ら パオロ ジョルダーノ https://t.co/rzSNpBoPls @amazonJPより
パオロ・ジョルダーノ『コロナの時代の僕ら』読了。 こんなふうに大騒ぎする期間はいつか終わる。そのとき世界はどう変わっているのだろう。どう変わっていないのだろう。僕だって忘れたくない。しかし、人びとは忘れていく。イタリアの作家による忘却への対抗。未来への記憶。https://t.co/LdiVBgjn9j
— 佐々木貴宏 (@SasakiTakahiro) April 24, 2020
コロナの時代の僕ら、読了。イタリアでの2月末〜3月頭のエッセイ。
— るり (@39Paquita) April 25, 2020
改めて全世界の感染者数及び日本の感染者数、そもそも背景には何があるのか、を見つめ直すきっかけになった。
安全衛生、経済、人々の意識、ね。
パオロ・ジョルダーノ『コロナの時代の僕ら』
— 元ラジオ頭 (@Headradio1991) April 25, 2020
★★★★★
これこそ「今読むべき本」です
コロナウィルス拡大が広がる中、当事者たちはどのように感じていたか、何を思っていたかを文字通りリアルタイムで綴られた、人類の歴史という点で見ても重要な一冊です#コロナの時代の僕ら pic.twitter.com/miFlxOcXTo
『コロナの時代の僕ら』読了。
— noknok333 (@noknok3331) April 25, 2020
「僕は忘れたくない」と繰り返されるあとがきは、今この時と、事態が終息した後にも再度読まれるべき文章だ。
過ぎたあとの世界を考えることで、今に少し余裕が生まれた気がする。
おそらく海外の「作家」の新型コロナウィルスについて表現した本としては、最初の日本語翻訳。
— 乱調 (@rantyo3141) April 25, 2020
128ページの小さな本を読むと、作家という人々がいてくれて良かった、と思う人もいるだろう。
少なくとも、私はそう思った。
コロナの時代の僕ら
パオロ・ジョルダーノ
早川書房
*後書きの終わり(右) pic.twitter.com/daNorqZXxC
コロナの時代の僕ら パオロ ジョルダーノ https://t.co/ML1qfD087b 空いていた本屋で購入、読み途中だが指標が明確なことの大切さがわかった気がする、なにがどうなったらコロナの流行が収まったといえるのか考えてなかったわ pic.twitter.com/hwjSsUBlvk
— 見ず知らずの貴様 (@namanikuo) April 26, 2020
ジョルダーノ「コロナの時代の僕ら」数学を用いた思索が美しいのだけど、伝わってくるのは圧倒的な恐怖感。著者は物理学の博士号をもっているらしいが、人は無意識で深く怯えているときには、得意のやり方(この場合、数学)でその不安を処理しようとして、不安はやはり漏れ出すことを思わされる。
— 東畑 開人 (@ktowhata) April 26, 2020
『コロナ時代の僕ら』、冒頭からめちゃくちゃエモくて読ませる…
— ひだり (@ft5800) April 26, 2020
「コロナの時代の僕ら」を読んでいる。ネット公開時には読み逃していた。
— タカラ~ム@Takahiro Sano (@ramuramu) April 26, 2020
いま私たちがおかれている状況を極めて論理的かつ冷静に記されている。数字が示す事実はともすれば感情的になりがちな私たちを現実に踏みとどまらせる力があると感じた。 pic.twitter.com/3YDAoo7LJx
刊行情報など
『コロナの時代の僕ら』は、紙の本と電子書籍共に発売中です。
以下はkindleのリンクです。
「著者あとがき」「訳者あとがき」は、以下のページからお読みいただけます。