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【早川書房、2022年ミステリ注目作】翻訳ミステリ史上、最高のラスト1行。8月刊クリス・ウィタカー『われら闇より天を見る』【ゲラ読み書店員さん募集中! ※プルーフのご希望はご好評につき締め切りました】

翻訳ミステリ史上、最高のラスト1行。

この町に生きる人たちは、誰もが秘密と後悔を抱いている。
悲劇の渦に巻き込まれた少女が見つけた胸を打つ真実とは――

英国推理作家協会賞最優秀長篇賞(ゴールド・ダガー)受賞の『われら闇より天を見る』を今年8月に刊行いたします。
今年もっとも心揺さぶること間違いなしの現代犯罪小説の金字塔。刊行に先立ち、プルーフ・ゲラをお読みいただける書店員さんを募集しています! 詳しくは本記事の下部まで!
※プルーフのご希望数が定員に達しましたので、以降のご希望についてはゲラにてお送りします。あらかじめご了承ください。【2022年6月15日(水)11:38追記】

●あらすじ

「それが、ここに流れてるあたしたちの血。あたしたちは無法者なの」

アメリカ、カリフォルニア州。海沿いのケープ・ヘイヴンという町に、ダッチェスという少女がいた。
 母親は酒に溺れ、弟はまだ幼い。崩壊しかけた家庭を一人で支えるダッチェスは「無法者」を自称し、世間の理不尽に抗いながら懸命に日々を送っていた。
 一方、この町の警察署長ウォークは過去に囚われたまま生きている。かつて起きた事件――ダッチェスの叔母にあたる女性が死亡した事件で、彼の親友ヴィンセントが逮捕された。その決め手となったのがほかならぬウォークの証言だった。
 事件から三十年後のいま、ヴィンセントが町へ帰ってくる。彼の帰還はかりそめの平穏を乱し、ダッチェスとウォークをも巻き込んでいく。そして、新たな悲劇が……。苛烈な運命に翻弄されながらも、少女がたどり着いたあまりにも哀しい真相とは――?
 あらゆる書評紙で激賞され、2021年における全世界のミステリの頂点を極めた著者渾身の大作、ついに刊行!

●作家・深緑野分さまから本作へのコメントを頂戴いたしました

どこかに救いはあるのだろうかと気を張りつめて読んだ。絡み合う罪と悔恨の中で子供達が救われるよう祈る。

●著者について

クリス・ウィタカ―
ロンドン生まれの作家。ファイナンシャル・トレーダーを経て、2016年に『消えた子供 トールオークスの秘密』でデビューし、翌年の英国推理作家協会賞新人賞を受賞。

●書誌情報

『われら闇より天を見る』
クリス・ウィタカ―/鈴木恵訳
解説:川出正樹
四六判並製単行本
本体予価:2200円+税
ISBN:978-4-15-210157-0
予定ページ数:516ページ前後(編集中)
配本予定日:2022年8月16日

●申し込み・お問い合わせ先

弊社営業担当者へご連絡いただくか、こちらのフォームにご入力をお願いします。

後日、営業部より発送させていただきます。なお、プルーフ・ゲラは編集段階の原稿にて作成しているため、刊行時と異なる部分がある場合もございます。ご容赦いただけましたら幸いです。
※プルーフについては6月20日(月)以降の発送/ゲラについては随時発送してまいります。2週間以上経っても届かない場合は早川書房営業部までお問い合わせください。

既にお読みいただいた書店員さんからの絶賛の声も続々届いております。
是非ご期待ください!

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