
22年前の殺人事件捜査がいまふたたび動き出す。チャン・ガンミョン『罰と罪』本日発売!
チャン・ガンミョンによる初の警察小説、『罰と罪』(オ・ファスン=訳、カン・バンファ=監訳)が、ハヤカワ・ミステリ文庫より本日発売です!
舞台は2022年、コロナ禍後のソウル。ソウル警察庁の新米女性刑事ヨン・ジヘは、捜査チーム班長チョン・チョルヒの提案で、証拠があるにもかかわらず犯人を挙げられずに迷宮入りとなっていた、22年前の女子大生殺害事件を再捜査することになる。被害者は女王のように美しい女子大生ミン・ソリム。彼女はなぜ殺されたのか?
そして、ジヘが奔走するいっぽうで、真犯人は息を潜めていた。ドストエフスキーの小説の一節をつぶやきながら――。
奇数章で犯人の独白が、偶数章で捜査が描かれます。かつてジャーナリストとして活躍していた著者、チャン・ガンミョンが放つ本格警察小説です!

チャン・ガンミョンは1975年、韓国ソウル生まれ。新聞社の社会部に勤務した後、2011年に長篇『漂白』でハンギョレ文学賞を受賞し作家デビュー。他にも多数の賞を受賞し、文芸作家として第一線で活躍しています。邦訳作品に『極めて私的な超能力』(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)などがあります! ぜひこちらもあわせてどうぞ!
本書『罰と罪(上・下)』は電子書籍でもご購入いただけます。早川書房ブッククラブに加入しているかたはお得な割引がありますので、ぜひご加入ください!
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