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『千個の青』チョン・ソンランさんと、日本SF作家クラブ会長の池澤春菜さん、翻訳者カン・バンファさんによるオンライントークショー開催! 申込無料&事前質問受付アリ&日韓同時通訳決定!

LTI Korea(韓国文学翻訳院)主催の、『千個の青』著者チョン・ソンランさんを迎えたオンライン・トークショーが開催されます。

トークのお相手は、声優・作家・エッセイストにして日本SF作家クラブ会長の池澤春菜さんと、『千個の青』の韓国文学翻訳者カン・バンファさん!

●K-Literature Talks - Cheon Seonran "A Thousand Blue"
(韓国文学翻訳院トークイベント チョン・ソンラン『千個の青』)

日 時:7月22日(金) 15:00(日本/韓国)
出演者:チョン・ソンラン、池澤春菜(MC兼)、カン・バンファ
韓国文学翻訳院YouTube(事前申込者に通知メールを送信・無料)
平日昼間のイベントとなりますが、年内いっぱいまでアーカイブ視聴が可能になりました! 当日お時間が取れない方も是非お申し込みください!


★ 事前申請先 https://docs.google.com/forms/d/14NLKHKNc1Ga13qcCow3M1rVm1cC5UTTSVzV0bvFlVXU/edit

新世代のSF作家から見た、韓国の文芸・SFシーンはどうなっているのか、池澤会長とカンさんが、チョン・ソンランさんに迫ります。

チョン・ソンランさんは『千個の青』まえがきにて、韓国で、創作するうえで影響を受けた作品として必ず『デジモンアドベンチャー』と答えている、とお書きになっているように、幼少の頃から日本文化にもフラットに触れてきた世代です。
日韓の文化のいいところを吸収してきた若い作家さんに、今興味関心を持っていること、日本についての思い、これからの作家としての活動についてなど、幅広くお伺いします。

上記URLより、事前申し込みページにて無料で申し込めます。申し込みページからは、参加者の皆さんへの質問も受付中。イベントは日韓同時配信にて視聴することができます!

チョン・ソンラン(作家)
1993年生まれ。小説家。 動植物が主流になり、人間が非主流になる地球を夢見る。 作家的想像力とは何なのか常に悩み、いつも地球の最期を想像し宇宙のどこかで起こりうることを頭の中に思い描きながら作品を手掛けている。 2019年9月、初の長編小説『崩れた橋』をウェブ小説プラットフォームで連載して作品活動を始め、小説集『ある物質の愛』と『夜に訪れる救援者』を出版し、安楽死の危機に瀕した競走馬とヒューマノイド騎手の触れ合いと人生を綴った長編小説『千個の青』で2019年第4回韓国科学文化賞大賞を受賞した。 再新作に長編小説『ナイン』と2番目の小説集『ノーランド』がある。
池澤春菜(声優・書評家・エッセイスト)
ギリシャ生まれ。2020年9月より、日本SF作家クラブ会⻑。著書に『乙女の読書道』、『最愛台湾ごはん』、『SFのSは、ステキのS』(第48回星雲賞ノンフィクション部門受賞)、『はじめましての中国茶』、『おかえり台湾』(高山羽根子との共著)、『ぜんぶ本の話』(池澤夏樹との共著)、翻訳書に『無垢の歌』『子供の詩の園』(池澤夏樹との共訳)、劉慈欣『火守』など。初の小説作品「オービタル・クリスマス」で第52回星雲賞日本短編部門を受賞。
カン・バンファ(翻訳者)
岡山県倉敷市生まれ。訳書『千個の青』『種の起源』(早川書房刊)、『七年の夜』チョン・ユジョン、『ホール』ピョン・ヘヨン、『惨憺たる光』ベク・スリン、『みんな知ってる、みんな知らない』チョン・ミジン、『実は、内向的な人間です』ナム・インスク他。韓訳書に柳美里『JR上野駅公園口』、他、児童書多数。共訳書『わたしたちが光の速さで進めないなら』(早川書房刊)、『オビー』キム・ヘジン、『失花』李箱ほか、共著『일본어 번역 스킬(日本語翻訳スキル)』など。

また、日本側からも、韓国文化・文学・SFが広く受け入れられている様子や、『千個の青』が国を超えて愛されている理由などについて考察し、チョン・ソンランさんにぶつけていただきます。

どうぞお楽しみに!

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