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累計200万部突破の超話題作! 今年最大の注目作『木曜殺人クラブ』に寄せられた書店員さんのコメントをご紹介!【第二弾】

今年最大の注目作『木曜殺人クラブ』、はやくもいろいろなところで話題になっています!

先日のご紹介記事第一弾に続き、多くの書店員さんからいただいた熱いご感想の数々をご紹介します! 

ポエムを読むような素晴らしい描写の隙間に、クスリと笑わずにいられないユーモアの数々が見え隠れする最高のミステリー小説。充実した人生を送る秘訣は「好奇心」なのだと私たちに教えてくれる作品でもある。この作品の素晴らしさは エンターテイメントの中に数々の人生訓を散りばめていることなのだ。だから読者に響く。
(谷島屋ららぽーと沼津店・小川誠一さん)
海外ミステリは登場人物の名前が覚えられなくて苦手意識が強かったのですが木曜殺人クラブに出てくる登場人物は全員魅力的すぎて一気読みしてしまいました。
年齢層高めですがみんなパワフル! 振り回されました。
第二部からさらにおもしろい。今日はここまでと思っても止めることが出来ませんでした。
(未来屋書店碑文谷店・福原夏菜美さん)
作中に差し込まれるドラマやミステリ作品がどれもBBCなどのミステリドラマで好きなものばかりでニヤニヤしてしまいました。
ひとくせある老人たちが、警察をうまく巻き込みながら謎を解決してゆくのがとても良かったです。
最後まで二転三転あってノンストップなのに、後を引くのはそれぞれ人生経験豊富で清濁併せ持っ登場人物たちのキャラがたっているからこそ。
謎解きと同じくらい人間の情が要になっていて、ミステリ好きだけでなくミステリ初心者も充分に楽しめると思います。
今年のイチオシかもしれません。
(ジュンク堂書店池袋本店・小海裕美さん)
物事には様々な側面があり、見る人によって見えるものが違ってくる。
人と人についても同じで、それぞれの出会いが良いことも悪いことも引き起こす。
そこに時間の流れが加わることで、さらに思いもよらない変化が起きてくる。
エリザベスやジョイス、ドナなどそれぞれの視点で事件を共に追いながら人生に思いをはせてみたり、イギリスの社会の一端を垣間見たりと楽しみは盛りだくさんでした。隅から隅までじっくりしっかり読み込むことがこの作品を最大限に楽しめる方法だと思います。
(明林堂書店ゆめタウン別府店・後藤良子さん)
ベースはバッチバチに血生臭い殺人事件ながら、その事件をきっかけに、老人たちが心の奥底にしまってきた悲しみが、ひとつひとつそっと掘り起こされて、改めて丁寧に弔われるような物語。
寂しさとスリルとユーモアが不思議に同居する、最高に魅力的なミステリーです。
また謎解きそのものの面白さはもちろんのこと、メンバー全員が最高にナイスキャラで素晴らしい!
頭脳明晰でミステリアスなエリザベスの、鮮やかな手腕は軽やかで小気味良い。ジョイスの世間話調の日記が物語に与えるリズムも素敵だし、ロンとイブラヒムの対照的なペアも息ぴったりで最高です。
老人たちの老人性を利用した策略の数々にはだいぶ笑わされました。
老いて不自由が増えたかもしれないけど、木曜殺人クラブのメンバーは一層自由に、むしろのびのびと老後を謳歌しています。ワイングラスを片手に真相を解き明かしてしまう彼らに脱帽です。
(三省堂書店神保町本店・竹田桃香さん)

非常に熱いご感想の数々に読みたくなった方、ぜひお近くの書店でお買い求めください!

■書誌情報

木曜殺人クラブ_カバー

『木曜殺人クラブ』リチャード・オスマン著/羽田詩津子訳
ハヤカワ・ポケット・ミステリ
価格:2310円(税込)
ISBN:9784150019716


〈内容紹介〉
未解決事件の調査をして暇をつぶす老人グループ〈木曜殺人クラブ〉。入居する施設の関係者が殺されたのをきっかけに、彼らは真相究明に乗り出すことに。英国で異例の速度で100万部突破のフーダニット。新人離れした完成度を誇るユーモラスな謎解きミステリ


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