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【紀伊國屋書店限定!】海外小説の電子書籍1800点強、ポイント40%還元セールを開催!

現在、紀伊国屋書店電子書籍ストアKinoppy限定で、早川書房の海外小説1800点強が対象となるポイント40%還元セールが開催されます。SFもミステリも文芸作品も児童書も、海外作品はすべて対象です! 期間は2021年12月31日(金)いっぱいまで。これをきっかけに今年を振り返ってみて、まだ入手していない作品があったらぜひ手を伸ばしてみて下さい。

近年に配信開始された作品を中心に、いくつか紹介していきましょう。

三体Ⅲ_上

圧倒的な技術力を持つ異星文明・三体世界の太陽系侵略に対抗すべく立案された地球文明の切り札「面壁計画」。その背後で、極秘の仰天プランが進んでいた。侵略艦隊の懐に、人類のスパイをひとり送る――奇想天外なこの「階梯計画」を実現に導いたのは、若き航空宇宙エンジニアの程心(チェン・シン)。計画の鍵を握るのは、学生時代、彼女の友人だった孤独な男・雲天明(ユン・ティエンミン)。この二人の関係が人類文明の――いや、宇宙全体の――運命を動かすとは、まだ誰も知らなかった……。
一方、三体文明が太陽系に送り込んだ極微スーパーコンピュータ・智子(ソフォン)は、たえず人類の監視を続けていた。面壁者・羅輯(ルオ・ジー)の秘策により三体文明の地球侵略が抑止されたあとも、智子は女性型ロボットに姿を変え、二つの世界の橋渡し的な存在となっていたが……。
全世界でシリーズ2900万部、日本でも60万部。壮大なスケールで人類の未来を描く《三体》三部作、堂々の完結篇。

まずはSFから。今年の海外作品の話題といえばなんといっても劉慈欣『三体』の完結。『三体Ⅲ 死神永生(上・下)』はもちろん、『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林(上・下)』とあわせて年末年始に一気読み、というのはいかがですか? もちろんクラークやハインライン、ディックからテッド・チャンやケン・リュウといった近年の話題作まで、そのほとんどを網羅したラインナップになっています!

木曜殺人クラブ_カバー

ミス・マープルばりの活躍を見せる老人たちを描く、
現代版アガサ・クリスティー風謎解きミステリ。
英国で異例のスピードで100万部突破!
イギリスの引退者用施設、クーパーズ・チェイス。かつての修道院を中心に現代的な建築物が立ち並ぶこの施設では、敷地内の墓地と庭園を開発して新たな棟を建てようとする経営者陣に、住人たちが反発していた。そんな中、元警官の入居者が持ち込んだ捜査ファイルをもとに、未解決事件の調査を趣味とする老人グループがあった。その名は〈木曜殺人クラブ〉。一癖も二癖もあるメンバーばかりの彼らは、施設の経営者の一人が何者かに殺されたのをきっかけに、事件の真相究明に乗り出すことになるが――

ミステリではリチャード・オスマン『木曜殺人クラブ』がさまざまなランキングで高評価をいただきました(ありがとうございます!)。そのほか、アレックス・パヴェージ『第八の探偵』やM・W・クレイヴン『ブラックサマーの殺人』など今年のヒット作はもれなくセールの対象になっていますので、今回のタイミングであわせてチェックしてみてください。
近年刊行された新訳版含むアガサ・クリスティー全作やエラリイ・クイーンはもちろん、〈特捜部Q〉〈ミレニアム〉〈暗殺者グレイマン〉などの早川書房が誇る人気シリーズもセール対象です。

01_警官嫌い_扉t

夏の夜の大都会――まばゆい灯のかげに街があり、夜空の下でうごめく暗い生活があった……。闇を引き裂く何者かの兇弾が、87分署の刑事たちを次々と倒していった。果して警官嫌いの狂人のなせる業か? 同僚刑事たちの胸は憤激で燃え上った。探偵小説に新生面を開いたシリーズ第一作!

また、先日電子書籍で計54作が一挙復刊したしたエド・マクベイン〈87分署シリーズ〉。こちらも一気に今回のセール対象となります。お得な期間に集めてみる、というのもおすすめ。なお、シリーズの電子書籍復刊の詳細については早川書房の上記note記事をお読みください。

クララとお日さま

人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱な少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作。

世界同時発売をおこなったことでも話題を呼んだカズオ・イシグロのノーベル文学受賞第一作『クララとお日さま』もセール対象となっています。他のイシグロ作品をはじめ、新訳版の刊行で話題となったヴァージニア・ウルフ『波〔新訳版〕』や、『リーマン・トリロジー』『アポカリプス・ベイビー』『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』といった最近の作品も含まれています。

スパイバレリーナ

バレエ学校の裏の顔は、スパイ養成所!?
わたしはミリー。バレエダンサーを目指す12歳。
行方不明のママを探しにバレエ学校に転校したら、いきなりコンクールの主役に選ばれて、スパイの仕事まで任されちゃった! 透明なスパイ用スマホや「空飛ぶチュチュ」でママを見つけるって、嘘でしょ!?
学校は謎だらけ、友だちは問題児ばかり。ドキドキの学校生活スタート

また、セール全体における割合はそこまで多くはありませんが、児童書も対象となっています。バレエ+スパイの設定がおもしろい、ヘレン・リプスコムのいっぷう変わったスパイもの『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ!』、児童文学作家イーニッド・ブライトンによる世界で6億部突破したミステリ『見つけ隊と燃える小屋の謎』、12歳のロボットと少女の冒険を描くリー・ベーコンのジュヴナイルSF『12歳のロボット ぼくとエマの希望の旅』、など、児童書ならではのおもしろい作品をぜひ読んでみてほしいです。

今回のセールでは、早川書房がこれまでに刊行してきた海外小説の話題作、過去のベストセラー、名作の数々がすべて購入時にポイント40%還元付与の対象となります。年末の読書の予定を考えつつ、数々の話題作をお得に入手してみませんか?

みんなにも読んでほしいですか?

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