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【1月19日発売】今年の新人賞はSFもすごい!第9回ハヤカワSFコンテスト受賞作2作同時刊行!!

 いま、早川書房の新人賞に注目が集まっています。今年11月に刊行となった第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作『同志少女よ、敵を撃て』は、発売わずか1ヵ月で累計7万部を突破。デビュー作ながら第166回直木三十五賞候補作にノミネートされました。
 しかし、早川書房の新人賞はそれだけではありません。2012年より再開されたハヤカワSFコンテストは、日本SFのみならず、小説界全体を牽引する傑出した才能を世に送り出してきました。第9回となる本年度は、数多くの応募作から大賞1作品、優秀賞1作品の計2作品が選ばれ、2022年1月19日に単行本で刊行となります。電子書籍版も同日発売。今年はSFコンテスト受賞作品もすごいです!

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<第9回ハヤカワSFコンテスト大賞作品>
『スター・シェイカー』人間六度
カバーイラスト:ろるあ カバーデザイン:有馬トモユキ
四六版並製/本体予価:2090円(10%税込)/刊行予定:2022年1月19日

■内容紹介
 4年ぶりのハヤカワSFコンテスト大賞受賞作!今年、電撃小説大賞メディアワークス文庫賞とダブル受賞の大型新人による、緊迫のハイパーインフレ瞬間移動SF!

人類がテレポート能力に目覚めた近未来。事故で能力を失った赤川勇虎は、違法テレポートによる麻薬密売組織から逃亡した少女ナクサと出会う。逃亡の果て超越的な能力に目覚めた勇虎はこの宇宙の根幹に関わる秘密を知り……。
 
■著者紹介
人間六度(にんげん・ろくど)
1995年生まれ。愛知県名古屋市出身。現役大学生。今年、電撃小説大賞メディアワークス賞も受賞。

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<第9回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作品>
『サーキット・スイッチャー』安野貴博
カバーイラスト:Rey.Hori  カバーデザイン:早川書房デザイン室
四六版並製/定価:1870円(10%税込)/刊行予定:2022年1月19日

■内容紹介
 第9回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。東大卒の現役ソフトウェアエンジニアが放つ、恐るべき完成度のデビュー作

完全自動運転車が普及した2029年の日本。自動運転アルゴリズム開発会社の社長・坂本は、仕事場の自動運転車内で突如拘束された。襲撃犯はその様子をライブ配信し首都高の封鎖を要求、さもなくば車内に仕掛けた爆弾が爆発すると告げる……迫真のテクノスリラー。

■著者紹介
安野貴博(あんの・たかひろ)
1990年生まれ、東京都出身。東京大学工学部卒。ソフトウェアエンジニア。2019年、「コンティニュアス・インテグレーション」で第6回日経星新一賞一般部門優秀賞(JBCCホールディングス賞)受賞。2021年、第9回ハヤカワSFコンテストに投じた本作で優秀賞を受賞し、デビュー。


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