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中国で社会現象のサスペンスドラマ『バッド・キッズ』(『隠秘的角落』)の原作小説がついに刊行! 紫金陳『悪童たち』

 中国で大ヒットし、社会現象を巻き起こした『バッド・キッズ 隠秘之罪』の原作小説である紫金陳『悪童たち』が、ハヤカワ・ミステリ文庫より7月14日に刊行です!

悪童たち 上下

◎配信後わずか2カ月で10億回再生突破の大ヒットドラマの原作が登場!

2020年6月に中国で配信されたドラマ『バッド・キッズ 隠秘之罪』(原題『隠秘的角落』)は、瞬く間に各種レビューサイトで大絶賛され、わずか2カ月で総再生数10億回を突破しました。この作品は社会現象を巻き起こし、作中で行われる犯罪に引っかけた「山に登りに行きませんか」お前を殺してやろうかの意味)といったフレーズが流行語になるなど、アジア圏で大好評となりました。日本でも今年の1月からWOWOWにて放送・配信されているのでドラマを見た! という方もいらっしゃると思います。そんな傑作サスペンスドラマの原作である『悪童たち』がついに刊行されます!
 ドラマ版で大きな反響のあった三人の子供たちと殺人犯との手に汗握るサスペンスはもちろん小説版でも描かれています。ドラマ版とは登場人物の名前が原作とは異なったり、物語の進行が異なっていたりと、ドラマを見たことがあるという人でも楽しめる内容になっております。ぜひ小説でもお楽しみください!

◎あらすじ


それは完全犯罪のはずだった――妻の実家の財産を狙う男、張東昇(ジャン・ドンション)は、登山に連れ出した義父母を事故に見せかけて殺すことに成功する。だがその光景を偶然、朱朝陽 (ジュー・チャオヤン)ら少年たちのカメラがとらえていた。彼らはある事情から、自分たちの将来のために張東昇を脅迫して大金を得ようと画策するが……。殺人犯と子供たちの虚々実々の駆け引きの果てに待ち受ける、読む者の胸を抉る結末とは? 


◎著者紹介

紫金陳(しきんちん/ズージンチェン)
中国の作家。1986年、浙江省寧波市生まれ。浙江大学治水工学科卒。大学在学中からインターネットで小説を発表する。2012年発表の『知能犯之罠』から始まる〈官僚謀殺〉シリーズで人気を博した。本作を含む〈推理之王〉シリーズ三部作はいずれも映像化され、高い評価を得ている。

【書誌情報】


■タイトル:『悪童たち』上・下 ■著訳者:紫金陳/稲村文吾訳
■定価:各990円(税込)■発売日:2021年7月14日 
■レーベル:ハヤカワ・ミステリ文庫



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