もうひとつの『零號琴』がここに――SFマガジン連載版をそのまま電子書籍化した『零號琴〔SFマガジン連載版〕』配信中!
2018年、飛浩隆氏による16年ぶりの第2長篇『零號琴』が刊行されました。SFマガジンでの連載を大幅に加筆訂正した本作は、待望の新作として、刊行予定が発表されるやいなや大きな話題を呼びました。
『零號琴』
もちろん、刊行後も読了した読者の惜しみない賛辞は尽きることがなく、本日発売した『SFが読みたい! 2019年版』で発表された「ベストSF2018」でも圧倒的な強さで第1位に。ちなみに飛浩隆氏の作品は2年連続で第1位を獲得しており、通算4度目の栄冠です。
そして、今回の第1位獲得を記念して、早川書房では『零號琴〔SFマガジン連載版〕』を発売することとなりました。本作は、SFマガジン連載時の原稿をそのまま一冊にまとめて電子書籍オリジナルとして配信。いわばありえたかもしれないもうひとつの『零號琴』です。『SFが読みたい! 2019年版』に収録されたインタビュウ「誕生と再始動、そして」でも触れられている通り、単行本版と連載版は大きく趣が異なります。連載当時そのままの形で読むには、今回配信される『零號琴〔SFマガジン連載版〕』が最適です。
どのような加筆訂正が施されたのかを楽しまれるもよし、『零號琴』に手を伸ばす前に先にこちらを読むもよし、いろいろな楽しみ方ができる1冊です。飛浩隆さんのファンはもちろん、はじめて飛作品を読もうとするかたにもオススメ!
『零號琴〔SFマガジン連載版〕』
電子書籍オリジナル
Kindleストアほか、主要電子書籍書店で配信中
*本ページ掲載のタイトル名、および書影はKindle / Amazonの販売ページにそれぞれリンクしています。