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【8/21刊行】『法治の獣』の春暮康一氏による初長篇『一億年のテレスコープ』刊行記念! 加藤直之氏によるカバーをフルデザインでWeb公開!


2024年8月21日に、長篇SF小説『一億年のテレスコープ』を刊行!
『法治の獣』ベストSF2022国内篇第1位&星雲賞国内短編部門を受賞した春暮康一氏による、初の長篇作品にして、壮大なファーストコンタクトSF&異星探査SF&青春SFです。

カバーイラストは『法治の獣』『オーラリメイカー〔完全版〕』に引き続き、今回も加藤直之氏が担当!

SF小説を読み込んで、内容に忠実にイラストにする仕事を続けてきた巨匠イラストレーターには、本作には格別な思い入れで取り組んでいただいており、大変に美麗なイラストを仕上げてくださいました。

春暮康一
カバーイラスト・加藤直之/カバーデザイン・岩郷重力
本体2,200円+税
四六判並製 早川書房

多くを語るのはネタバレになるので控えますが、表紙、裏表紙、折り返し部分にまで繋がった加藤氏のイラストは、1枚絵でありながらも本作に登場する様々なモチーフが配置された大作です。

書影の公開だけではその魅力を伝えきれないので、Webにて全面を公開いたします!

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加藤直之氏からは、カバーイラストには使用していない、作中風景のラフスケッチをまだまだ沢山お預かりしています。
本書刊行の数週間後に、読んでいただいた皆様への御礼として特別公開させていただく予定ですので、ご期待ください!

『一億年のテレスコープ』春暮康一

【ストーリー】
子どもの頃から星空に魅了されてきた鮎沢望(のぞむ)は、高校の天文部で天体観測に夢中になり、大学では電波天文学を専攻した。
やがて望は、太陽系規模の電波望遠鏡を実現するための、独自の超長基線電波干渉計(VLBI)ネットワークのアイデアを夢想するようになる。
天文部時代からの友人の千塚新(あらた)、大学の研究者仲間の八代縁(ゆかり)という夢を共有する仲間を得た望は、3人で計画の実現を検討し始めた。
それは、望、新、縁ら人類が、後に銀河文明の繁栄に貢献する道へと繋がっていく、小さな第一歩であった ――。
ファーストコンタクトSFの世界水準を軽やかに更新する、傑作宇宙探査SF!


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