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【作家・竹本健治氏推薦!】エラリイ・クイーン『ダブル・ダブル〔新訳版〕』8月17日発売!

◎本格の巨匠エラリイ・クイーンの円熟期の傑作がついに新訳版で登場!

 大変お待たせいたしました。本日8月17日、早川書房ではミステリ界の巨匠エラリイ・クイーンの『ダブル・ダブル〔新訳版〕』(訳=越前敏弥)をハヤカワ・ミステリ文庫より刊行いたしました。

〈内容紹介〉
エラリイに匿名の手紙が届く。そこには最近ライツヴィルで起きた事件を記した新聞記事ーー“町の隠者″の病死、富豪の自殺、“町の物乞い″の失踪ーーの切り抜きが。そして、父親の失踪の真相を探ってほしいという妖精のように魅力的な娘・リーマに導かれ、エラリイは四度ライツヴィルを訪れる。そこで待ち受けていたのは、さらなる不審死の連続だった……本格ミステリの巨匠、円熟期の傑作が新訳で登場。

◎作家・竹本健治氏の推薦コメント紹介!

 この度の刊行に際して、竹本健治先生から本作に推薦コメントをお寄せいただきました!

エラリイは再四、郷愁と蹉跌の町ライツヴィルへ――。
そこで起こっているのは
「何がどうなっているのか(ホワット・ダニット)」
としか言えない事件だった。

私見だが、クイーンのミステリへの苦闘が
最も強く滲み出た作品だと思う。

                  ――竹本健治

『ダブル・ダブル〔新訳版〕』推薦コメントより
『ダブル・ダブル〔新訳版〕』

【書誌情報】


■タイトル:『ダブル・ダブル〔新訳版〕
■著訳者:エラリイ・クイーン/越前敏弥訳 
■本体価格:1400 円(税抜)■発売日:2022年8月17日 ■ISBN: 9784150701550
■レーベル:ハヤカワ・ミステリ文庫
※書影等はAmazonにリンクしています。

◎エラリイ・クイーンの中後期の名作が新訳で読める!

本格ミステリの巨匠エラリイ・クイーン。そのキャリア中後期の円熟期における傑作5点が、ハヤカワ文庫より新訳版で大好評発売中です!
『災厄の町〔新訳版〕』
『フォックス家の殺人〔新訳版〕』
『十日間の不思議〔新訳版〕』
『九尾の猫〔新訳版〕』
『ダブル・ダブル〔新訳版〕』←new!!
靴に棲む老婆〔新訳版〕※近刊予定

◎クイーン既刊の有栖川有栖、綾辻行人、麻耶雄嵩、法月綸太郎各氏からの推薦コメント紹介!

 小社noteで既報のとおり、災厄の町〔新訳版〕』に有栖川有栖氏フォックス家の殺人〔新訳版〕』には綾辻行人氏『十日間の不思議〔新訳版〕』には麻耶雄嵩氏、『九尾の猫〔新訳版〕』に法月綸太郎氏の、それぞれ推薦コメントを掲載した帯を巻いています。

『災厄の町〔新訳版〕』

〇『災厄の町〔新訳版〕
ようこそ、ライツヴィルへ ここは名探偵エラリイを翻弄する謎解き(ミステリ)の郷(さと)
 ——有栖川有栖

『フォックス家の殺人〔新訳版〕』

〇『フォックス家の殺人〔新訳版〕
『災厄の町』から『九尾の猫』に至る中期クイーンの輝かしい軌跡を今、新訳版で辿ることのできる至福。まずはこれ、『フォックス家の殺人』だ!
 ――綾辻行人

『十日間の不思議〔新訳版〕』

『十日間の不思議〔新訳版〕』
『後期クイーン的問題』が炸裂した問題作にしてマイ・ベスト・ミステリ。私はコレで探偵観が変わりました!」
 ――麻耶雄嵩

『九尾の猫〔新訳版〕』

〇『九尾の猫〔新訳版〕
アウシュヴィッツ以後、本格推理を書くことは野蛮なのか? その問いに真正面から答えた不朽の名探偵小説。
 ——法月綸太郎

◎いまこそ中後期エラリイ・クイーン!

 今回新訳版が出そろった5作は、『災厄の町』→『フォックス家の殺人』→『十日間の不思議』→『九尾の猫』→『ダブル・ダブル』の順番で読むと、さらにお楽しみいただけます。新訳で生まれ変わったクイーン円熟期5部作、初読の方も再読の方も是非お手に取ってご覧ください! 
それでは、次のクイーン円熟期新訳『靴に棲む老婆』でまたお目にかかれますように。続報をお待ちください!





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