50年に1度起こる凄惨な殺人事件。真犯人は尊き神か、恐るべき鬼か? 西式豊『鬼神の檻』刊行!
2022年に『そして、よみがえる世界。』で第12回アガサ・クリスティー賞を受賞しデビューした西式豊氏。その受賞第一作『鬼神の檻』を8月21日(水)にハヤカワ文庫JAより刊行いたします。本作は、三世代の謎が絡み合う因習村ミステリ。秋田での取材旅行を経て書き上げられた力作です。第一部では伝奇ホラー、第二部では見立て殺人、そして第三部ではSF――と各ジャンルの魅力マシマシに仕上がりました。この夏最注目のエンターテインメントをご堪能ください。
西式豊『鬼神の檻』
【内容紹介】
50年に1度の嫁取りと引き換えに村を守る「貴神様」が信仰される秋田県御荷守村。大正12年、神に嫁ぐ「御台」となった北白真棹は祝言の夜、超人的な力で人を殺める少年を目撃する。昭和48年、星河瑞希ら御台候補が集う「御見立の儀」を発端に凄惨な連続殺人が巻き起こる。令和5年、新人記者の幸弘蒼は先の事件の被害者が自分と酷似した相貌であることを知る――三世代の謎が絡み合う伝奇ホラーミステリ。解説:千街晶之
【著者紹介】
西式 豊(にししきゆたか)1967年生まれ。東京都在住。成城大学経済学部卒。2022年、『そして、よみがえる世界。』で第12回アガサ・クリスティー賞大賞を受賞し、同作で作家デビュー。
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第12回アガサ・クリスティー賞大賞を受賞した、
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