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世界最大のミステリ文学賞〈エドガー賞〉受賞作! 傑作ミステリ長篇『真珠湾の冬』12月6日発売

早川書房は『真珠湾の冬』(ジェイムズ・ケストレル/山中朝晶訳)をハヤカワ・ポケット・ミステリから12月6日に発売いたします。

『真珠湾の冬』書影

◆本書について


真珠湾攻撃直前のハワイで起きた連続殺人の真相を追う刑事を描いた本書『真珠湾の冬』(原題Five Decembers)は、世界最大のミステリ文学賞であるエドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)の本年度最優秀長篇賞の受賞作です。さらに〈ニューヨーク・タイムズ〉をはじめ、各書評誌紙の年間ベストミステリに選出され、歴代のエドガー賞受賞者の巨匠たちも激賞のコメントを寄せるなど、非常に高い評価を受けています。是非お手に取ってご覧ください!
 

◆あらすじ

太平洋戦争迫るハワイ、香港、そして日本。
彼は真実を追い求めた――

1941年ハワイ。アメリカ陸軍上がりの刑事マグレディは、白人男性と日本人女性が惨殺された奇怪な事件の捜査を始める。ウェーク島での新たな事件を経て、容疑者がマニラ・香港方面に向かったことを突き止めたマグレディはそれを追うが、折しも真珠湾を日本軍が攻撃。太平洋戦争が勃発する。陥落した香港で日本兵に捕らえられ、東京へと流れついたマグレディが出会ったのは……。戦乱と死が渦巻く激動の太平洋諸国で連続殺人犯を追う刑事の執念。その魂の彷徨を描く大作ミステリ。解説/吉野仁
 

◆本書への称賛


「とんでもなく面白い物語だ。圧倒された」――スティーヴン・キング(『ミスター・メルセデス』『IT』)
「時代を超えた犯罪叙事詩である」――デニス・ルヘイン(『夜に生きる』『ミスティック・リバー』)
「なんという作品だろう! 没頭させられ、文章も美しく、ときにショッキングで、とても感動的だ」――エリー・グリフィス(『見知らぬ人』『窓辺の愛書家』)
 

【書誌情報】


■タイトル:真珠湾の冬 ■著訳者:ジェイムズ・ケストレル/山中朝晶訳 
■定価:2,200円(税込) ■ISBN: 9784150019860 ■刊行レーベル:ハヤカワ・ミステリ(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)